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高齢者向け介護施設でディレクターを務めるフランス人マリー=ルーと、演劇の公演で来仏した末期癌の日本人演出家である真理がパリで出会い、かけがえのない友情を築く。マリー=ルーはビルジニー・エフィラが、真理は岡本多緒がそれぞれ演じ、先のカンヌ国際映画祭において最優秀女優賞をダブル受賞した。実際、とても長い時間をかけ、ホワイトボードに図まで書いたりしつつ、資本主義の問題点について語り合う2人の姿は、素晴らしい。インテリ同士の議論とガールズトークが混じり合う、まるで未知なるダンスを目撃したかのような時間が流れているのだが、それは2人の存在感ゆえだろう。ところで、濱口監督は『ウルヴァリン:SAMURAI』を観て、岡本の起用を決めたそう。そういえば、あれも外国人監督が異国を舞台にして撮った作品だった。6月19日より公開。
『シラート』を観る。
モロッコの僻地の砂漠に、巨大なサウンドシステムが積み上げられていく。まず、このビジュアルの強さに心を鷲掴みにされてしまうのだが、レイブパーティが始まると明らかに場違いな中年男性が現れる。行方をくらま...
『急に具合が悪くなる』を観る。
高齢者向け介護施設でディレクターを務めるフランス人マリー=ルーと、演劇の公演で来仏した末期癌の日本人演出家である真理がパリで出会い、かけがえのない友情を築く。マリー=ルーはビルジニー・エフィラが、真...
『the moment/ザ・モーメント』を観る。
2024年、チャーリーxcxがアルバム「brat」をリリースし、“ブラット・サマー”なる社会現象を巻き起こしたのはご存知の通り。その喧騒の裏側を、フィクションを交え、皮肉を込めて自嘲的に振り返ったの...
『The Stylist』を読む。
初期の『ポパイ』ともゆかりのあるリビングレジェンドなスタイリスト、大久保篤志。こちらは、45年のキャリアを誇るそんな彼の半生と仕事論がぎゅぎゅっと凝縮された自伝だ。かつて手掛けていたブランド〈The...
『《フリー・ジャズ》研究 ジャズ史を変えた37分間』を読む。
オーネット・コールマンら、8人のジャズメンが『Free Jazz』を録音したのは、1960年12月21日のこと。その「ジャズ史を変えた37分間」を全編採譜と解析によって具体的に深掘りする本書は、安易...