TOWN TALK / 1か月限定の週1寄稿コラム

【#3】母校で夢を語った日

執筆:零士(カナメストーン)

2026年3月28日

母校の鹿島中学校。カナメストーンの全ての原点。山口ともここで友達になった。

楽しすぎて一生この時間が続けばいいのに♩って思った。今でもそうありたいと思ってる。たぶん未来も思ってる。そういう意味では人生の軸が決まった場所でもある。かなりのインパクト。

そしてそんな鹿島中学校からありがたいお話が来た。生徒たちの前でカナメストーンが経験したことや「夢」について話してほしい、といった内容だ。もちろん行かせていただくに決まってる。

当日。サプライズで登場ということで軽く不安になりながらも生徒たちは拍手で出迎えてくれ、もうちょっと泣きそうになった。

体育館で夢について語った。

「オレたちはM-1決勝にいくことがずっと夢で、ラストイヤーでなんとか! なんとか! 滑り込むことができた」
「中学時代はみんなと同じようにここで授業を受けて、部活やって、友達と話した」
「なにが言いたいかというと、みんなも夢は叶うということです!」
「オレたちは漫才だったけどみんなもそれぞれ好きなことに夢中になってください!」

勝手にアツくなったのに生徒たちはかなり真剣に聞いてくれていた気がする。ありがとう。

話せることは全部話して、出し切って東京に帰って来た。

 

 

 

 

 

 

 

家に着いたらガスが止められていた。

 

 

 

 

 

 

 

怠惰による未払いだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なにが「みんなも夢は叶うということです!」だ。

 

 

 

 

 

 

 

せめてガス代払ってから夢語れ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ということでお風呂に入れないからその日は久しぶりに山口と銭湯に行った。露天風呂でお笑いの話とかできて楽しかったからまぁヨシとするか。

この記事が鹿島中学校の生徒たちにバレませんように。

 

 

 

 

 

  

 

プロフィール

零士

れいじ|1986年、茨城県生まれ。2009年に中学校時代からの親友・山口誠とNSC東京校に入学し、2010年カナメストーンを結成。2017年よりマセキ芸能社所属。2025年、結成15年のラストイヤーにM-1グランプリ2025の敗者復活戦を勝ち上がり、初の決勝進出を果たす。オレンジの漫才衣装は『原宿CASSIDY』で購入した〈サウスウィック〉の紺のブレザーをベースに、『洋服の並木』で仕立てたもの(『原宿CASSIDY』は2026年1月に惜しまれつつ閉店)。また今回のエピソードの革靴は『CASSIDY HOME GROWN』で購入したものだそう。Podcast「カナメストーンのカナメちゃん村」(毎週土曜配信)、YouTubeチャンネル「しゃれこめカナメストーン」配信中。

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