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東京の夏と、涼を呼ぶ服。

THE NORTH FACE

2025年4月23日

photo: Naohiro Ogawa
styling: Shuhei Yoshida
grooming: AMANO
edit: Koji Toyoda
2025年5月 937号初出

「CLIMATE ADAPTATION Products」は、気候変動が激しい昨今の地球環境に対応するため、今季から立ち上がった機能素材のコレクション。なかでも、「BREEZERANGE PRO」素材は、通気とUVカットに抜群の効果を発揮。 「BREEZERANGE PRO」の半袖ボタンダウンシャツ¥18,700、「BREEZERANGE PRO」のショーツ¥16,500(ともにザ・ノース・フェイス/ゴールドウイン カスタマーサービスセンター☎0120·307·560) その他は私物

夏を涼しく過ごすために生まれた、新しい服。
現代のサマーボーイは、機能素材で涼を取る。

 かつての江戸っ子たちは、暑い夏をどうにかやり過ごそうと知恵を絞った。庭先への打ち水はその最たる例だし、喉越しの良い心太が夏の風物詩として定着したのも江戸時代。住まいも、少しでも風通しを良くしようと扉を開け放ち、竹製の簾や、葦のよしずを使って直射日光を遮る工夫をこらしたという。

 と、まぁ昔の人は色々大変だったみたいだけど、太陽光を断ち、風通しをよくするという手法は、現代の洋服においても実は有効。今季からお目見えした〈ザ・ノース・フェイス〉の「CLIMATE ADAPTATION Products」は、まさにそんな古の知恵を、最先端の技術で素材に落とし込んだ“夏を涼しく過ごすため”のニューコレクション。そのひとつ、「BREEZERANGE」は、UVカット機能を備えた高通気な素材だ。右ページの半袖BDシャツとショーツは遮熱性もあり、春夏の定番「シアサッカー」に似た生地感が涼しげで、サラッとした肌触りも最高。素肌にそのまま羽織るのもいいかもね。一方、同コレクションのもう一つの素材が、左ページのシャツに使われる「FLASHDRY NATURE」。天然繊維100%なのに速乾機能は合成繊維並みで、蒸し暑い夏も快適そのもの。機能素材をクラシックなBDシャツで味わえるのも嬉しい。

コレクションの一翼を担うのが、速乾性に優れた「FLASHDRY」素材。「PRO」「3D」「NATURE」と3つに分類される中で、こちらの「NATURE」は、肌馴染みの良い天然繊維なのが魅力。 「FLASHDRY NATURE」のボタンダウンシャツ¥22,000、「FLASHDRY NATURE」のショーツ¥16,500、ハット¥6,600、サンダル¥14,960(すべてザ・ノース・フェイス/ゴールドウイン カスタマーサービスセンター) その他は私物

 さて、その本領を一足先に体感するべく、初夏の東京へいざ繰り出そう。北区にある「旧古河庭園」の敷地内にひっそりと佇む茶室は、豊かな緑に囲まれ、真夏でも涼を感じられる、隠れた“避暑地”だ。室内は風が通り抜け、畳はひんやりと冷たい。辿り着くまでには容赦のない暑さに晒されるだろうけれど、この服があればきっと、その道中すら心地いい。

旧古河庭園

大正時代の古河財閥の3代目当主、古河虎之助の邸宅跡地。ジョサイア・コンドルによる瀟洒な洋館にバラ園があまりに有名だが、京都の無鄰菴を手掛けた七代目小川治兵衛が作庭した日本庭園も見もの。奥には滝も流れ、涼しい気持ちに浸れる東京の隠れ家的スポットだ。茶室では、1服700円(干菓子付き)で抹茶をいただける。

◯北区西ヶ原1-27-39 大谷美術館 ☎03·3910·8440 11:00〜16:00 不定休※春と秋の限定営業。詳細はホームページを参照。

Official Website
http://www.otanimuseum.or.jp/kyufurukawatei/

インフォメーション

ザ・ノース・フェイス

ノース・フェイス/ゴールドウイン カスタマーサービスセンター☎0120·307·560

特設サイト
https://www.thenorthface.jp/special/climate_adaptation_products/

Instagram
https://www.instagram.com/thenorthfacejp/