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この冬は〈BTMK〉で、殻を破るブラックコーデ。

BTMK

2024年11月26日

text: Ryoma Uchida

 あまりの暑さにやられたと思っていたら、今度は手厳しい寒さが到来。行動はもちろん、服装も限定されがちな冬だからこそ、カジュアルに、かつ機能性重視で着こなして、自分の殻を破っていきたいところ。

 そこで、「Break The Mold Kindly(丁寧に殻を破る)」というテーマの頭文字から誕生したファッションブランド〈BTMK〉の一着を手にしたい。テキスタイルメーカー発のノウハウを活かしつつ、日本製の素材から製作することをとことん追求したブランドで、良質な素材と優れた機能、デザイン性の高さが魅力だ。

 この秋冬に発売されたコレクションは、〈BTMK〉が得意とする「黒」が全面に押し出されたラインナップ。プルオーバーパーカー、ハーフジップアップスウェットをはじめ、スウェット生地を使用したカーディガンも登場した。こちらはアクセントとして施されたウォッシュ加工、フロントのアウトポケットが印象的。どれも冬らしい普遍的アイテムでアウターとも合わせやすいのに、ヴィンテージライクな仕上がりで、一着でも様になる。

 カジュアルシャツや、年月を経たようなエイジング感と清潔感が同居するモックネックTシャツは、脱ぎ着が多い冬だからこそ手に入れたい。

今シーズンのルックではビジュアルモデルに俳優の笠松将が起用された。ハーフジップアップスウェットやカーディガンに、モックネックTシャツを合わせたブラックコーデ。

 ブランド創設以来、「境界線をつくらないこと=ストレスフリー」を目標としてきた〈BTMK〉だからこそ、日常のあらゆる場面で着用できる。一味違うブラックコーデで、まずは固定化しがちな冬の装いから、自分の殻を破ってみよう。

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