
フード
弱火でじっくり、がポイントの鶏の照り焼き。
どのみち毎日食べるから。Vol.6
2023年11月21日

どのみち毎日食べるから。
artwork: Ryuto Miyake
photo: Kazuharu Igarashi
cooperation: Yu Kokubu
生きているかぎりどのみち毎日触れ合う料理。自らの手でおいしく作れる知恵があれば、これからの人生、楽しくなるはず。このポッドキャストは料理家の土井光さんに、自分や家族が毎日食べて「あぁ、オイシイ」としみじみ感じる料理を教えてもらう番組。特別なテクニックも食材も不要。10分前後の音声を聴けば誰でも作れるメニューばかりだから、近所のスーパーに向かう道中にでも聴いてほしい。第六回はほぼ放置しているだけで完成する鶏の照り焼きと、その合間の5分くらいで作れてしまうニラ玉のレシピ。
「音が出ていないくらいじっくり焼くのが簡単においしいソテーをつくる秘訣」(土井光)
MEMO

食材は鶏モモのみ。あとは、たまり醤油、ザラメ、日本酒、八角を準備。醤油と砂糖は普通のモノでも作れるが、たまり醤油、ザラメを使うと味に深みがでる。

皮を下にしてハミ出ている余分な皮を切る。

油を少しいれて、音が鳴らないくらい弱火で焼き始める。

肉汁、油が出てきたらキッチンペーパーで拭き取る。

ひっくり返して10分ほど焼く。油が出てきたら再度キッチンペーパーで拭く。


日本酒大さじ3、たまり醤油大さじ2、ザラメ大さじ2、八角を加えてすぐに蓋をする。

火が通るまで5分ほど待つ。その間にニラ玉を。

小さめにカットしてく。一番端っこの部分は美味しく食べられるので絶対に捨てない!

塩を加えてクタっとするまで少し置く。

卵に唐辛子を入れる。今回は韓国唐辛子を使用。

ニラを卵に入れて和える。

弱火にかけたフライパンにいれて待つ。

火が通ってきたら混ぜて、卵がホロホロしてきたら完成。


ニラ玉を作っている間に鶏の照り焼きも完成。

常温になったら皮を下にして切っていく。

完成!

POPEYE
チキンソテー=強火でガーッ、皮パリッが正義だと思っていたけれど「皮をパリパリにする意味、そんなにありますかね笑」という土井さんの一言に、しばらく考えた結果「たしかに」と思った。どこかで植え付けられたイメージのまま思考停止していたことにまずは反省。たしかに、弱火でじっくり火を入れた鶏の照り焼きはふっくら柔らかく、味が染み込み、大事に育てられた優しい味がした。皮がパリパリのチキンソテーもいいけれど、ソレはソレだと実感。さらに、鶏をゆっくり焼いている間に作れてしまうニラ玉も超簡単。鶏、ニラ、卵というどこでも手に入る食材で作れるし、ご飯がとにかくすすむから、一人暮らしを始めた人はまず覚えるべき!
プロフィール

土井光
どい・ひかる|1991年、大阪生まれ東京育ち。三ツ星レストランや老舗菓子店に勤め、在仏7年後帰国。現在は父である土井善晴の事務所に勤務。大学や調理師学校の講師、コラム執筆、フランスと日本文化をつなぐイベントなど行う。著書に『お味噌知る。』。趣味はマラソン。
Instagram
https://www.instagram.com/hikaruuud/
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