TOWN TALK / 1か月限定の週1寄稿コラム

【#3】「Vamos Together」で目指すこと。

執筆:アレックス・ラミレス

2024年12月23日

こんにちは。アレックス・ラミレス、“ラミちゃん”です。

今日は僕が代表を務める、「一般社団法人Vamos Together」を紹介するよ。

「Vamos Together」は、スペシャルニーズや障がいのある方も、そうでない方も、共に遊び・学ぶことによって共生社会を目指す活動をしていて、「みんな違って、みんないい!」というコンセプトをもとに、それぞれの才能を活かした生活ができることを応援する団体なんだ。

スポーツ大会、音楽や体験イベントなど、みんなで楽しめるイベントを企画し、定期的に開催しているよ。

僕と妻の美保がなぜ「Vamos Together」を創設したかというと、第一回で紹介した我々の長男、ケンジ(剣侍)がダウン症をもって生まれてきたことが大きな理由なんだ。

かなり前の話になるけれど、ダウン症やスペシャルニーズの子どもたちのイベントに、ケンジと一緒に参加したんだ。

そのイベントがダウン症やスペシャルニーズのある子どもたちだけが参加できるイベントで、アテンドした兄弟姉妹や親御さんは参加が出来ず見ているだけになってしまうイベントだったんだ。それを見たときに、スペシャルニーズや障がいのある子どもたちも、健常の子どもたちも、そして親御さんや家族も一緒に参加できたらと強く感じたんだ。

家族が一つになり、障がいのある方も、そうでない方も共に遊び、学び、楽しみ、一緒に共生社会を目指す団体が必要だと思い、「Vamos Together」を創設したんだ。

僕もそうかもしれないが、スペシャルニーズや障がいを持つ子供たちの親御さんの多くは彼らより早く先立つことになると思う。

そのためには、将来的に彼らの才能を活かし、彼らだけで独立できるような力を身につける支援を行っていきたいと思っているんだ。

その一環として、僕たちラミちゃんファミリーが住む横浜市とも正式な協定を結んでいて、少年少女野球大会の開催、横浜市が進めるウクライナ避難民支援や横浜マラソンへの参加など、地域貢献活動にも取り組んでいるよ。

また、妻の美保が大学時代にチアリーディングで日本チャンピオンになったこともあり、ダウン症やスペシャルニーズの子供たちが中心の「Vamosチア」というチアリーディングチームを運営しているんだ。

本当にすごくかわいくてカッコイイから、是非一度見てほしいね!

今後の「Vamos Together」の活動に是非注目してみてね!

よろこんで~ ゲッツ!

プロフィール

アレックス・ラミレス

1974年生まれ、ベネズエラ・カラカス出身。98年メジャーデビュー。インディアンス、パイレーツを経て、2001年東京ヤクルトスワローズに入団。読売ジャイアンツ、横浜DeNAベイスターズでプレー後、BCリーグ・群馬ダイヤモンドペガサス」で選手兼コーチを経験。16年シーズンより、横浜DeNAベイスターズの監督に就任。チームを2年連続Aクラスに導き、翌年は、CSを制し、日本シリーズにも進出。同年10月、現役引退。首位打者、本塁打王、打点王、最多安打など、タイトル多数。23年には海外出身・メジャーリーグを経て、日本球界入りした選手としては史上初となる「野球殿堂」入りを果たす。

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