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〈New Balance〉のアパレルで春を迎えよう。

New Balance

2023年3月16日

photo: Mitsutaka Omoteguchi
styling: Shinichi Sakagami
grooming: Yoshikazu Miyamoto
edit: Ryoko Iino

〈ニューバランス〉のシューズでも特徴的な横幅を選べるウィズサイジング・システムにならって、レギュラーフィットとオーバーサイズフィットが選べる。こちらはオーバーサイズフィット。まさにミリタリーらしい胸元のスタンププリントもクール。
「1000グラフィックTシャツ」¥12,100、レギュラーフィットの「1000ショーツ」¥11,000、スニーカー「ML725AF」¥11,990 ※4月発売予定(すべてニューバランス/ニューバランスジャパンお客様相談室☎0120·85·7120)、その他は私物

 やっと心から暖かいと思えるようになった今日この頃。春は気持ちを新たにするタイミングでもあるし、本格的な衣替えは初心にかえり、ベーシックなアイテム探しから始めることにした。飽きずに着られるっていうのは大前提で、新鮮味もあるといいな。なんてわがままを考えていたときに知ったのが〈ニューバランス〉のアパレル。この「1000シリーズ」は僕らにもお馴染みの1000番台のスニーカーにインスパイアされたコレクションで、ブランドの長い歴史の中、「もし〈ニューバランス〉の開発チームがミリタリーサプライストアへ、スウェットを作っていたら?」と想像を巡らせて生まれたスウェットウェアを展開している。その新作はというと、軍にトレーニングウェアを供給していた歴史にリスペクトを込めた、ミリタリーのムードが漂うショートスリーブのトップスやショーツだ。いつも最新の機能を追うブランドだけれど、今回はヘリテージなリブ使いや縫製を踏襲し、アップデートは少々のサイズ感のアップのみ。機能はリフレクターのあしらいにとどめ、カッティングもクラシックを貫いた。スウェットといえばロングスリーブのイメージがあるから、アイテム自体はかえって新鮮。言葉通りに受け取るとレトロだな、なんて思うかもしれないけれど心配は無用。シンプルなシルエットゆえすんなりワードローブに馴染むし、グレーとホワイトの絶妙なグラデーションで揃えたらスマートな着こなしにもなった。今の時季はパーカもレイヤードしてみよう。

パンツのヒップポケットにはヴィンテージ感あるパッチラベルが。「1982」とはスニーカー「990」の初代が発売された年なんだって。
「900ボストンロゴプリントTシャツ」¥7,150、「900フレンチテリースウェットパンツ」¥14,300、スニーカー「M5740CPC」¥14,300、「900キャップ」¥6,050(すべてニューバランス/ニューバランスジャパンお客様相談室)、その他は私物
Tシャツの脇部分は、ヴィンテージウェアにも見られる動きやすいつくり。着心地だって頼もしい。
「900ボストンロゴプリントTシャツ」¥7,150、「900フレンチテリーフーディ」¥16,500、スニーカー「ML725AF」¥11,990 ※4月発売予定、「900キャップ」¥6,050(すべてニューバランス/ニューバランスジャパンお客様相談室)、その他は私物

〈ニューバランス〉で見つけたツボなウェアは「1000シリーズ」だけにあらず。’60〜’80年代のアメリカ東海岸のカレッジスタイルを思わせるような「900シリーズ」も発見した! こちらもTシャツやスウェットといったオーセンティックな顔ぶれなのだが、汗をかいたときにロッカーに干せるようなループがついていたり、風合いのあるヘビーウェイトな生地を使っていたり、まさに大学の生協に置いてありそうな古き良きアスレチックウェアの顔つき。かと思えば、カレッジTシャツのボストンロゴがボディと同じワントーンだったりして、モダンさもちゃんとあるのがずるい。〈ニューバランス〉はアパレルでも僕らの心を掴むのがうまいな。

インフォメーション

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ニューバランス/ニューバランスジャパンお客様相談室☎0120·85·7120