LIFESTYLE

部屋とシティボーイ#3 / MELBOURNE

世界中から集めた8部屋のサンプル。メルボルンに住むジュエリーデザイナーの部屋へ。

2021.11.06(Sat)

photo: Timothy Herbert
illustration: Masayoshi Suzuki
coordination: Mifumi Obata
edit: Hiroko Yabuki
2018年2月 850号初出

ハリウッド meets アフリカ!?
築80年超えの重みと味が随所に滲む、
憧れのクラシックアパート。

ヘイミッシュ・ムンロ|メルボルン生まれ。18歳でジュエリー制作を開始。2018年自身のお店をオープン。ウェブサイトはこちら!
リビングは一番長い時間を過ごす場所。2歳の頃に両親が買った古いソファでダラッと、がお決まりだ。馬の写真はパリ時代、友達の雑誌のために撮影。すごいインパクト!

 メルボルンにもビバリーヒルズがあるのだ。そしてやっぱり高級住宅。ジュエリーデザイナーのヘイミッシュが暮らすのは、建築家ハワード・ローソンによる1930年代のアパート群。昔ハリウッドスターの間で流行したスペイン植民地風の様式らしい。そんな堅苦しい話抜きにしても味があるこの家を、民芸品とか標本とか、変わったモノで飾り付けちゃう彼のセンスがまたいい。普通に暮らせばセレブ風なんだろうけど、いい意味でアンバランス、でもやりすぎない。お気に入りは寝室の天井の飾りで、「本来ならもっと高い天井に使う大ぶりな装飾。この不釣り合い感がたまらなくて、よくベッドで眺める」。細かいところに目がいくのは仕事柄だね。

-EXTERIOR-

ビバリーヒルズアパートメントブロックは2つの棟からなる住居群で、クラシックな共有プールも備えている。ビリー・ワイルダーの映画に出てきそうな雰囲気。住んでみたい!

-LIVING ROOM-

リビングの片隅には地元のヴィンテージ家具店で見つけたアフリカンテイストのキャビネットが。サファリチェアはメルボルン出身の家具デザイナー、マイケル・ハーストによるもの。ベッドルームでは日本語で書かれた標本の本を発見。「日本語が読めたらいいのにな~」。剥製だの標本だの、理系なんだね、きっと。
住んでいたパリをはじめ世界中で集めたお宝たち。剥製や民芸品も交ざって、なんだかエキゾチック。「母と姉が南アフリカのインテリアを輸入するビジネスをやってるから、アフリカ関連のモノも多いんだ」。木彫りのお面は「多分ナイジェリアのもの」。鳥の標本は姉からのプレゼント。

-DESK SPACE-

南アフリカのスツールに大理石のプレートを置いて即席ベッドサイドテーブルに。

-BEDROOM-

天井に注目。「本当だったら何メートルも上に使われるはずの飾りが、こんなに近くで見られるなんて面白い!」。いやいや、そこに惚れ込むヘイミッシュもなかなか面白いよ。
ベッドルームでは日本語で書かれた標本の本を発見。「日本語が読めたらいいのにな~」。剥製だの標本だの、理系なんだね、きっと。

-ヘイミッシュのジュエリーショップ-

House Layout

 

AREA |メルボルン・サウスヤラ
SPACE |1LDK 共有プール 80
REMARKS |1年間のパリ生活から戻った後、1930年代築のマンションブロックの一部屋を1年半前に購入。インテリアデザイナーのガールフレンド、ワイヤーフォックステリアの愛犬と暮らす。

SHARE:

関連記事