ハリウッド meets アフリカ!?
築80年超えの重みと味が随所に滲む、
憧れのクラシックアパート。

リビングは一番長い時間を過ごす場所。2歳の頃に両親が買った古いソファでダラッと、がお決まりだ。馬の写真はパリ時代、友達の雑誌のために撮影。すごいインパクト!
メルボルンにもビバリーヒルズがあるのだ。そしてやっぱり高級住宅。ジュエリーデザイナーのヘイミッシュが暮らすのは、建築家ハワード・ローソンによる1930年代のアパート群。昔ハリウッドスターの間で流行したスペイン植民地風の様式らしい。そんな堅苦しい話抜きにしても味があるこの家を、民芸品とか標本とか、変わったモノで飾り付けちゃう彼のセンスがまたいい。普通に暮らせばセレブ風なんだろうけど、いい意味でアンバランス、でもやりすぎない。お気に入りは寝室の天井の飾りで、「本来ならもっと高い天井に使う大ぶりな装飾。この不釣り合い感がたまらなくて、よくベッドで眺める」。細かいところに目がいくのは仕事柄だね。
-EXTERIOR-

-LIVING ROOM-


-DESK SPACE-
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窓際には南アフリカから取り寄せたアーミーデスクが。右奥の椅子は1948年製〈Roger McLay〉のコーン・チェア。 -
デスク横の棚。よく見ると日本のそろばんも。
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ドアはオリジナルではないけれど「引っ越した後に僕の部屋番号の付いたもとのドアを敷地内で発見。付け直そうかな」。 -
建築当時のままの外階段が愛犬とのデートスポット。

-BEDROOM-


-ヘイミッシュのジュエリーショップ-