I♡カラー! ポップなネオンで気分も上がる。

ゲーム会社でデザイナーとして働くフィリップの部屋は、僕らが抱く北欧の部屋のイメージを、いい意味で裏切ってくれる。ライトセーバー風からバナナまで、蛍光色のネオンサインに、ヘンテコなオブジェ、日本の合羽橋で買ったという“居酒屋”提灯まで。とにかく色使いに遊び心があり、輝くモノが大好きなのだとか。「子供の頃から明るい色の家具やアートに囲まれて育ったんだ。スウェーデンは、冬場の日照時間が極端に短いから、きっとそうやって元気を補給してきたんだと思う。それに家が色で満ちていると、毎日気分良く過ごせるし、寝起きもいい。シンプルかつミニマルに、ってのが今のインテリアのトレンドだけど、僕は真逆。好きなモノに囲まれて暮らすのが、ハッピーになれる一番の近道だって信じてる。壁も棚も、埋め尽くしたいよ!」。ちなみに主な照明はiPhoneのアプリで調整可能で、色も変えられるのだそう。意外とハイテクなあたりは、さすがだね。
. Living Room .
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ハムスターのフランクが相棒。ケージの横には一番気に入っている〈Mathmos〉の「Lava Lamp」を。 -
玄関の照明は〈IKEA〉のライトを色付きの電球に替えてムーディにアレンジ。 -
ハムスターの
フランクと同居。同居歴1年。 -
窓際にはJan Naliwajkoの謎めいた作品が。
. Kitchen .

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花瓶に水を張り、拾ったどんぐりを〈IKEA〉の花瓶で育てている。 -
冷蔵庫には友達との写真や手紙を。トランプは栓抜きで、友達が冗談でくれたのだそう。 -
同じく合羽橋で買った食品サンプルのパンケーキをiPhone置き場に。
. Bedroom .

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スマイルのネオンは友達からの贈り物。思わず笑顔になる。 -
壁には家族から譲り受けたErland Cullbergの作品を。
. Toilet .

プロフィール

Filip Thoms 「Mojang Studios」Product Designer
フィリップ・トムス|1990年、スウェーデン・ウメオ生まれ。専門学校でグラフィックデザインを学ぶ。〈H&M〉を経て「Minecraft」で知られる「Mojang Studios」のデザイナーに。
House Layout

AREA ストックホルム・ヴァーサスタン
SPACE 1K 40㎡
REMARKS バーやカフェが立ち並ぶ、ストックホルムの北エリア。両親が所有する1905年築のアパートに、2008年から一人暮らし。将来的には広い家に引っ越す計画も。