イージーなものをたくさん、が気楽でいい。
無数のラグを敷き詰めた自宅兼オフィス。

デイヴィッドが住む部屋は、とにかくモノで溢れている。ライターという仕事上増え続ける本、アーティストからもらった絵、家族から譲り受けた家具。そして一際目を引くのは床中に敷かれた無数のラグたちだ。「クラシックなものが好きだけど、リッチである必要はない。ラグは1つだといいモノじゃなきゃ! と考えてしまうけど、これだけたくさんあれば質にこだわらなくていい。安いものでいいんだ。ほとんどが100ドル以下さ。絵も同じで、イージーなものをたくさん、が気楽でいい。特定の時代の完成されたイメージじゃなくて、雑多な感じも好きだしね」。じゃあこの部屋を一言で表すなら? 「社交クラブを我流に寂れさせたら僕の部屋の出来上がりというわけさ」って、なるほどね。
-LIVING ROOM-

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複雑なレイアウトの玄関は古いNYのアパートによくある造り。絵はヴィンテージものが中心。「だいたい20ドルとかそのくらい。シンプルなものが好きだね」 -
メンズウェアについての執筆も多いデイヴィッドらしく、部屋にはジャケットやタイなどのフォーマルアイテムがそこら中に。「なぜか似たようなアイテムを重ねてまとめる癖があるんだ。整理した気になる良いテクニックだよ(笑)」
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椅子はグルカバッグやアーミーバッグ置き場にも。 -
暖炉前のクラブチェアのセットは家族から譲ってもらったもの。「クラシックなものより小さめなのが気に入ってる」

-BATHROOM-
