ニュートラルな’60sファニチャーと木の温もりが
共存して織り成す、落ち着いたモダンスペース。

お宝が集結した自慢のダイニング。〈Braun〉のステレオと〈Vitsoe〉の棚に合わせて作った机には、ガエターノ・ペッシェ作のラバー製の花瓶と、ティモ・サルパネヴァのキャンドルホルダーを。
好きなスタイルを見つけると、とことん突き進むスティーブン。「家にあるものはすべて彼のコレクションなの」とパートナーのジェネスタは笑う。もうすぐリノベーションが終わるビクトリア様式の家は、隅々までスティーブンの細やかなこだわりで埋め尽くされている。一見シンプルなマイホームだが、レイアウトからビスポーク家具、小物一つにまで全く妥協しない徹底ぶりに脱帽する。ここはまさに、インテリア好きにはたまらないうんちくの宝庫! 「人とコラボするのが好きだから、小さな家の限られたスペースにフィットするように色々と作ってもらうんだ。それ以外のものも、クリエイターの顔が浮かんだほうが毎日楽しいでしょ」
-LIVING ROOM-

-BEDROOM-


-DOG COLLAR-
-KITCHEN & BATHROOM-

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友人でもある若き家具デザイナー、ディーン・エドモンドが作ったキッチンは木の温もりを大切にし、余計なものを排除したミニマルなデザイン。夏は携帯オーブンで焼いた手作りピザを食べながら、庭でワイワイするのが定番。 -

-MUSIC-
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〈Braun〉のターンテーブルとLE1スピーカーは、1959年に500台のみ生産の超レアもの。花の置物は原宿で衝動買い。 -
〈Vitsoe〉の棚に並べられた大量の書籍はすべてスティーブンの私物。ジェネスタの本は、気付けばキッチンの隅へ。
-GARDEN-

House Layout

AREA |ロンドン・ハックニー
SPACE |2LDK 80㎡
REMARKS |イーストロンドンの若きクリエイターが集まるアップカミングなエリアに5年住み、遂に一軒家を購入。1910年築の家を少しずつ直しながら、パートナーのジェネスタ、愛犬2匹と生活する。古い家を自分好みにリノベするのが英国流。ペットがいる家族に嬉しいガーデン付き。