ファッション

120%のためのおさらい。

デートは準備から楽しいのだ。

2026年1月7日

ガールフレンド '26


photo: Hiroki Oe
styling: Yutaka Aoki
grooming: Risa Fukushima
edit: Koji Toyoda
2026年1月 945号初出

デートを120%楽しもう。なら、準備も120%がいいんじゃない? 服もグルーミングもマインドも2割アップのために、あれこれ考えた。

 改めて、2割増しって本当にムズカシイ。これまでの記事で紹介してきたヒントを足したり、引いたりしながら、こんな感じならガールフレンドも笑顔になってくれるかな、とコーディネートしてみたけど、どうだろう? ちなみ右端は、昨夜たまたま観たウディ・アレン監督の恋愛映画『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』のティモシー・シャラメへのオマージュでもある。映画の中での彼はTシャツにチェックシャツ、スリムなチノパンといった力の抜けた普段着のような組み合わせに、ツイードのジャケットを羽織っていて、そのバランスが理想的に映った。つまり、手持ちのリバースウィーブとジーパンに、ジャケットを合わせるだけでも、全然ステキになれることに気づかされたのだ(今さら)。そもそもデートにはいろんな目的地と可能性、つまりTPOがあって、入社式や結婚式みたいに明確なドレスコードはない。ちょっとした力の抜け具合と掛け具合がモノをいう。ウールタイやスエードシューズ、レッドやキャメルはあくまでオプションだ。うまくいけば「あれ、今日はちょっと違う」と思ってもらえて、その日のデートの楽しさも20%アップするかも?

レッドとキャメルで
コーディネートしてみたら。

ウールメルトンのトラベラーコート¥143,000(キャプテン サンシャイン☎03·6712·6830) コットンのバーシティジャケット¥51,700(ノア/ノア クラブハウス) ウールフランネルのスラックス¥36,300(トゥモローランド☎0120·983·522) ベビーカシミヤミトン¥55,000(オーラリー) その他は私物

 レッドとキャメル。前回の記事「いつもとちょっと違う色と柄で。」でもホリデーシーズンのフェイバリットカラーとして紹介したが、実際に組み合わせてみたらこんな感じ。’50年代風のスタジャンで赤を差し入れ、キャメルのコートやパンツで包み込むようにしてみる。足元はスニーカーでも、上品でちょっと楽しげ。

シャツジャケットなら
タイドアップも堅苦しくない。

スエードのシャツジャケット¥154,000(カル @cale.fst) シャンブレーシャツ¥33,000、ネクタイ¥19,800(ともにアナトミカ/アナトミカ 東京☎070·3144·0378) ライトウールスラックス¥44,000(オーラリー☎03·6427·7141) スニーカー¥152,900(トッズ/トッズ・ジャパン☎0120·102·578)

 タイドアップは2割増しのためのTIPSのひとつだが、ブレザーやスーツと合わせると、堅苦しくなりすぎそう。で、いいのを見つけた。品のいいベージュのスエードシャツを上着として羽織る。さらに足元はブラウンスエードのスニーカー。これならレストランだって行けちゃう。

服のシワをのばすように
ジーンズにはクリースを。

ヘリンボーンジャケット¥209,000(ノア/ノア クラブハウス☎03·5413·5030) ユーズドの〈チャンピオン〉のスウェット¥15,400(サンタモニカ 原宿店☎03·5474·1870) スタッズバッジ(3個セット)¥77,000(バニー/スプリームス インコーポレーテッド☎03·3583·3151) スニーカー¥13,200(コンバース/コンバースインフォメーションセンター☎0120·819·217) その他は私物

 いつものジーンズにセンタークリースを付けてみる。それだけで数パーセントアップする気がするのだ。脚がすっきり長く見えて、一気にお行儀良くなる。アイロン掛けも楽しもう。いつものジャケットにシルバーも。