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フレンチシックでカルチャー香る〈アニエスベー〉で街へ。

agnès b.

2025年3月11日

photo: Ryohei Ambo
styling: Kazuro Sanbon
grooming: Tenju
edit: Koji Toyoda
2025年4月 936号初出

ボーダーTシャツ¥14,300、中に着たロングスリーブボーダーTシャツ¥15,400、トートバッグ¥14,850(すべてアニエスべー)、モールスキンのワークパンツ¥49,500(アニエスベー×ドルメン)、スニーカー¥20,900(アニエスベー×コンバース/すべてアニエスベー☎0120·744800) 腰に巻いたアーカイブの〈アニエスべー〉のレザーシャツは私物

 この春は、〈アニエスベー〉のボーダーTをワードローブのスタメン入りさせたい気分。フレンチシックの代表とも言えるアイテムだし、その黒と白のラインの組み合わせは常に“カルチャー”の薫りを宿しているからね。元を辿れば、このボーダーTは写真家のウィリアム・クラインが撮影した映画『ポリー・マグーお前は誰だ』(1966年)の衣装用なんだって。彼とアニエスがともに黒と白のボーダーが好みという偶然のシンクロから生まれたアイテムと聞いて驚いた。ボーダーTを筆頭に、シンプルで、細やかさとラフさを併せ持ち、なにより着心地のよい服は、デザイナーのアニエスそのもの。いつでも輝いて見える。今回は2025SSの新作と、過去のアーカイブを織り交ぜてコーディネート。エバーグリーンで新鮮な着こなしを楽しんでみたい。

デニムジャケット¥60,500、中に着たTシャツ¥10,450、デニムパンツ¥42,900、トートバッグ¥14,850(すべてアニエスべー)、スニーカー¥20,900(アニエスベー×コンバース/すべてアニエスベー) 中に着たアーカイブの〈アニエスべー〉のオープンカラーレーヨンシャツは私物

 すべて’25SSのアイテムと言われれば、普通に納得しちゃうタイムレスなムード。これこそが、〈アニエスベー〉の真骨頂。ちなみにこのスタイリングで唯一のアーカイブは、ハイビスカス柄の開襟シャツなんだけど、わかった? 気に入ったものを大事に手元に置いておくと、いつの日かまた新しい気分をコーディネートにもたらしてくれるはず。

カーディガンプレッション¥34,100、サイドアジャスターの2プリーツトラウザーズ¥55,000、トートバッグ¥14,850、バンダナ¥1,650、キャップ 参考商品(すべてアニエスベー)、スニーカー¥20,900(アニエスベー×コンバース/すべてアニエスベー☎0120·744800) アーカイブの〈アニエスべー〉のフォトTシャツは私物

 こちらもアニエスが生み出したマスターピース。「スウェットを実用的に!」と思い立ち、大きなハサミで裁断し、ボタンをみっちり取り付けたカーディガンは、1979年に発売以来、パリジャンたちにずっと愛されている。肩にラフにかけても絵になるね。フォトTは〈アニエスベー〉が大切にするカルチャーを象徴。

レザージャケット¥275,000、カーディガンプレッションベスト¥24,200、中に着たTシャツ¥10,450、トートバッグ¥14,850、ニットキャップ 参考商品(すべてアニエスベー)、スニーカー¥20,900(アニエスベー×コンバース/すべてアニエスベー) アーカイブの〈アニエスベー〉のストライプイージーパンツは私物

 レザージャケットとインナーの「カーディガンプレッションベスト」のコンビネーションが、実にフレンチシックな着こなし! そこにポップな色合いのストライプパンツがしゃれてるね。ニットキャップの“ベー”ロゴもさりげなく効いているし。ちなみにこのシンボリックなロゴの出自は、アニエスが『ELLE』誌のライターとして活動していた時代に遡るそう。記事の署名用だった手書きサインがそのままブランドロゴとして転用されたとか! 

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