TOWN TALK / 1か月限定の週1寄稿コラム

【#4】野鳥にちなんだ雑学はやく言いたい!

執筆:レイザーラモンRG

2025年1月31日

野鳥にちなんだ雑学はやく言いたい!頭の片隅に置いといてください。

おしどり夫婦でおなじみの水辺の野鳥「オシドリ」
派手なオスと地味なメスがいつもつがいで仲睦まじくしてる…「私達おしどり夫婦ね…」みたいに思ってる人がいたら超危険!

オシドリのオスはメスが卵を産むと子育てをメスにまかせてすぐ新しいパートナーを探します。若いメスもメスでより派手なオスを探してます。

「私達おしどり夫婦ね」ということは「俺はヤってるうちはイチャイチャするけど子供ができたら家庭をかえりみず他の女にいっちゃう男だから」とか「私はぁ見た目だけよければ中身はどうでもいいんだよね〜イケメンしか興味ない女なんだよね〜」って言ってるようなものです。
気をつけて。

雑学もう一つ。

米軍機「オスプレイ」のオスプレイは魚しか食べない猛禽類「ミサゴ」の英名。ミサゴはバードウォッチャーからも人気の高いカッコいい野鳥。
そしてプロレス界にも華麗な空中殺法で世界的に大人気なウィル・オスプレイという選手
がいます。

米軍機オスプレイは墜落のイメージありがちでマイナスな感情もたれがち…
米軍機オスプレイのニュースが出るたびにバードウォッチャーとプロレスファンどちらも
複雑な感情です。米軍機オスプレイ…
事故に気をつけて。

さらにもう一ついいですか?
湯船にそれほど長くつからない人に対して「カラスの行水」と言いますがカラスは水浴びにより寄生虫対策をしているとか。

カラスは寄生虫対策で砂を浴びたりもするし
さらには
銭湯の煙突の煙を浴びにいく「煙浴」や地面に降りて身体に蟻に這い回らせたりする「蟻浴」をする強者もいるとか。だから「カラスの行水」は寄生虫対策をする清潔なカラスを褒め称えた言葉なのです。

とはいえ人間はしっかり湯船に浸かったほうがいいそうです。
人間は「カラスの行水」にならないように気をつけて。

渋谷とか新宿にはなかなかいない
ちょっと田舎に行くといる
「ハシボソカラス」

野鳥はことわざや慣用句にされがち。それは人間にとって最も身近な存在だから。

何度も言いますが
人間と鳥は共存してるのではなく
人間は鳥の世界に住まわせていただいてるのです。
気をつけて。

プロフィール

レイザーラモンRG

1974年、愛媛県生まれ。同志社大学のプロレス研究会に所属していたHG、立命館大学のプロレス同好会に所属していたRGが交流戦で出会い、1997年7月にコンビ「レイザーラモン」を結成。その後、吉本興業に所属しプロデビュー。2000年には、「ABCお笑い新人グランプリ」で審査員特別賞を受賞し、コンビで東京進出。『R-1ぐらんぷり』では、2度の決勝進出を果たすなど精力的に活動し、近年ではものまねのレパートリーも広げている。芸能界きっての鳥好きとしても知られ、『国立科学博物館』で開催中の特別展「鳥 ~ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統~」では音声ガイドを担当するほか名誉トリバサダー にも就任。