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きみも福祉の仕事をしてみない?/保育士・佐々木紀香さん
2025年3月24日
「福祉」と聞いて、どんなことを思い浮かべる? 児童福祉、障害者福祉、高齢者福祉などなど分野は色々だけれど、対象となるのは僕や私を含むすべての人たち。”特定の誰か”ではなく、どんな人にも開かれているのが福祉だ。では、実際に現場で働く人たちはどんな仕事をしているんだろう。世田谷区内の福祉施設で働く、みんなを覗いてきたよ。
乳児の健やかな成長を見守る。(保育士・佐々木紀香さん)
乳児たちの成長に寄り添う。
園庭からはコロコロと笑い声が響き、廊下を歩けば柔らかな木の香りがフワリ。「代沢ききょう保育園」は2018年に代沢の住宅街に開園した保育園だ。佐々木紀香さんは、このなんとも居心地のいい職場で、保育士として働いている。
「園舎が綺麗で温かみがあって、すごく安心できる場所だと思います。調理師さん、用務員さん、警備員さん、みんなで子どもたちを見守る雰囲気も大好きです」
保育士になって4年。現在は0歳児のクラスを担任している。児童福祉を志したきっかけは、中学の職場体験だった。
「そこでは私が保育園の頃にお世話になった保育士さんが働いていて、常に笑顔で、大変そうな顔ひとつ見せずに子どもと関わる姿が印象的だったんです。それで興味を持って、高校になって進学を考えたときに、改めて保育の仕事をやってみようかなって。それで保育の専門学校に進学して、2つ目の保育実習先が鶴川の『ききょう保育園』。職員の方が優しく、また他の実習先と違う魅力を感じて、ここで働きたいと感じました」
卒業後に社会福祉法人桔梗に就職し、「代沢ききょう保育園」に配属になった。1年目は0歳児の担任になり、4人の職員で手分けをしながら子どもたちと接する日々が始まった。その頃のことを佐々木さんはこう振り返る。
「最初は率直にかわいいなと思いました。でも当たり前ですが、10人の子どもたち一人ひとり、起きた時間も朝ご飯を食べた時間も、生活リズムが違う。何時間後にミルクを飲むかな、眠くなるかな、と予測を立てるのがすごく難しかったです」
5歳年下の弟や10歳年下の姪っ子がいて、小さい頃からお世話をするのが好きだった佐々木さんだが、一度に大勢の乳児の面倒を見るとなると、戸惑うことばかりだったという。
「寝かしつけで泣いてしまう子がいて、何を試してもうまくいかなくて困ったこともありました。そういうときは主任さんが入ってくださって、背中をトントンしたり、揺らしたり、熟睡し始めたのを確認してから寝かせたり、色々されていて。その子に合った方法があるんだなと勉強になりました」
佐々木さんが保育室に入ると、子どもたちがタタタと駆け寄ってきて、ギュッと抱きついてくる。一緒に遊びたい子もいれば、ただくっついていたい気分の子も。
「入園したばかりの頃は、みんな保護者が恋しくて泣いてばかりなんですけど、そのうちに私たち職員に慣れて、普通に過ごせるようになってくるんです。そういうちょっとした成長が見られるのも醍醐味ですね」
子どもたちが登園するのは、毎日7時半から8時半の間。晴れていれば9時頃から園庭で遊び、雨の日は室内でマット遊びやお絵かきなどの活動をする。大体11時ぐらいにお昼ご飯を食べ、そのあとはお昼寝の時間。2時半ぐらいに起きて3時におやつを食べて、引き続き遊んで過ごす。夕方から保護者が迎えに来るので、一人ひとりお別れをして、みんなが帰ったら仕事終了。そう書くと規則正しい毎日のようだけれど、子どもたちは毎日成長していて、突然立てるようになったり、歩けるようになったり、話せるようになったりする。人生の初めての貴重な時間を一緒に過ごせる保育士って、何ものにも代えがたい体験ができる職業なんだな。園児たちと触れ合うなかで思い出に残っている瞬間は? と聞くと、「たくさんあり過ぎて……」と前置きしたうえで、あるエピソードを教えてくれた。
「保護者の方に聞いたんですけど、ぬいぐるみを3つ持っている子がいて、おうちでそれぞれに名前を付けたらしいんです。それが、お友達のお母さんと、ここの警備の方と、私の名前。そう聞いてびっくりして、しかも私がいないおうちでの出来事なので嬉しくなりました」
まだ言葉が拙いからこそ、ふとした行動に気持ちが表れる。そんな宝物のような瞬間がたくさんあるんだろう。
佐々木さんと一緒に廊下を歩いていると、中庭で遊ぶ園児たちの姿が目に留まった。子どもたちが元気いっぱいに駆け回るのを見ていて、それにしても人数が多いと思ったら、「幼児のクラスは異年齢保育なんです」と教えてくれた。
「ここでは0〜5歳の子どもを受け入れていて、2歳までは年齢ごとのクラスを設けているんですが、3歳からは年齢関係なく一緒に遊ぶんですよ」
なるほど、どうりで子どもたちの背丈がバラバラなわけだ。わずか1歳違うだけで成長の度合いは全然違うから、子ども同士でお互いを気遣ったり、教えたり、兄弟姉妹のような関係性が育まれていくらしい。そんな取り組みを行う保育園で、佐々木さんが今後取り組みたいと思っているのは、やっぱり乳児保育だという。0歳児の乳児を受け持つ機会が多かったことから、よりこの分野に詳しくなりたいのだそうだ。
「1歳や2歳になるとイヤイヤ期があるように、年齢によって特徴があるので、その時々の関わり方が変わってきますし、年齢ごとに適した活動というのもあるんですよ。今後はもっと乳児保育を究めていきたいなと思っています」
プロフィール
佐々木紀香
ささき・のりか|1999年、岩手県生まれ。福祉系の専門学校で児童福祉を学び、2021年に社会福祉法人桔梗に就職。「代沢ききょう保育園」に配属となり、乳児クラスを受け持つ。休日は昨年映画を観て好きになった『名探偵コナン』のイベントに行くことが多い。
インフォメーション
代沢ききょう保育園
2018年開園。0〜5歳児まで90名を受け入れる保育園。3歳から5歳の幼児クラスでは異年齢保育を採用し、子どもたちが兄弟姉妹の様に過ごしている。約2,000㎡の広々とした敷地には木のぬくもりと土壁の温かさが感じられる平屋建ての保育棟と広々とした園庭があり、プールも完備している。
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