ファッション
スニーカーは街を歩いて、探すのが楽しいのだ。
Sneakers
2022年9月24日
今や星の数ほどあるスニーカーだが、毎週のようにレアなアイテムが登場しては、過酷な争奪戦が繰り広げられていると聞く。そんなスニーカーゲームに参戦するのは疲れちゃうので、僕らはのんびり街をぶらぶらしながら探すくらいがちょうどいい。判断基準は人気のありやなしやではなく、己のセンスに引っかかるかどうか。人と同じでも違ってもよくて、古着屋でお気に入りの一着を発掘する感覚で、自分で選ぶってことが大事。


テニス界のファッション革命児、アンドレ・アガシが履いていそうな小洒落た色合いの「AIR MAX」。2層構造のエアクッションで見た目どおり履き心地も抜群。¥9,900(メキシコ☎03·3783·9184)

’70年代の〈ナイキ〉のスカッシュシューズ「KILLSHOT」をより上品にアッパーにレザー、ソールにガムソールを採用した〈J.CREW〉のコラボモデル。¥18,480(キックスラボ☎03·6455·4234)

アメリカのスケシューが並ぶ店内で、一際テニスチックでイタリア的な配色に釘付けになった〈ナイキ〉の定番モデル「GTS 97」。いい色だね。¥7,150(ムラサキスポーツ上野本店☎03·3831·1868)

1916年創業のフィンランドのスポーツシューズブランド〈カルフ〉からは、’90年代に販売したランニングシューズの復刻版。フィンランドデザインってお洒落ね。¥18,480(イケダヤ靴店☎03·3832·0248)

「PRIMITIVE SKATEBOARDING」の看板ライダーであるブラジルのティアゴ・レモスのシグネチャーモデル。これがもはやスケシューの時代だ。¥14,850(ムラサキスポーツ上野本店)

パープルばりに発色がいいブルーにも、これが家族で靴の生産を行うレバノンの老舗スニーカーブランドというのにも驚いた。しかも、『イケダヤ靴店』が素材などを選んだ別注品。¥16,500(イケダヤ靴店)


スケートシューズラインである「ニューバランス ヌメリック」のスニーカー。モチーフは意外にも〈ニューバランス〉の庶民的なランニングシューズ「228」だ。¥9,790(ムラサキスポーツ上野本店)

「AIR MAX 97」をオマージュしたというこのモデルは、見たこともないし、本家にある波のようなラインもなくシンプル。ランニング用のAIRがソールに搭載。¥9,900(とらやスポーツ☎03·3831·5238)

’90年代のトレイルランニングシューズをモチーフに作られた、パフォーマンスランニングシューズ。トレイル系はデザインもいいし、街履きでも全然ありでしょ。¥7,700(イケダヤ靴店)

スケートボード界のレブロン・ジェームズこと、ナイジャ・ヒューストンのシグネチャーモデル。昨年のものだから背番号も23だな。¥12,100(ムラサキスポーツ原宿明治通り店☎03·3405·1251)

’90年代をイメージして作られたという「AIR MAX FUSION」は、まさにアメリカのおじさんが履いていそうなストリートスタイル。随所に小技も効いてるね。¥7,920(とらやスポーツ)

バッシュの定番「BB550」。アメリカのバスケットボールの強豪校、シラキュース大学のスクールカラーであるオレンジをあしらったモデルですな。¥29,480(リミテッドエディション☎03·3403·8682)

ウェイトトレーニング用シューズの「827」を街で履けるようにと、ニューヨーク・ニックスのようなブルーとオレンジを加えたら、こんなにポップになる。履き心地も文句なし。¥9,086(イケダヤ靴店)

発売当時は「AIR MAX 97」として1996年にデビュー。登場から25年を記念して2021年に復刻したのがこの「AIR MAX 96Ⅱ」。’95年と’97年の名作に挟まれた悲劇のAIR MAX。¥27,280(キックスラボ)

普通のスニーカーに見えるし、どこかで見たことがあるような気がしなくもない。いざ履いてみると、足を包み込む抜群のフィット感と驚異的な軽さにのけぞることになる。それもそのはず、〈VICTORY SPORTSWEAR〉の創業者は某ランニングシューズメーカーの創業メンバーであり、今もアメリカ製のオールハンドメイドにこだわりを持ち続ける。ランニング誌『ランナーズワールド』で世界一のランシューに選出されるほど、アメリカ人ランナーから愛されている名品は、現地ではランニング専門店だけで取り扱われるという説得力の高さも持ち合わせる。¥33,800(NEST authentic dry goods☎03·3233·7888)
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