”サブスタンス”とは、劇中に登場する怪しい再生医療の名前で、施術すると自分の背中の皮を破り、意識の異なる若い自分が生まれるというもの。本作は加齢により仕事がなくなった元”美人女優”のエリザベスが、これに手を染めたことから幕を開ける、ポップでカラフルなボディホラーだ。エイジズム、ルッキズム、セクシズム……現代社会をめぐる問題が”増し増し”で投入された本作において、エリザベスはまさに二郎系アブラのような姿に変貌していく。そんな役を、実際のキャリアを通してこれらの問題と向き合わざるを得ず、節目ごとにいろんな意味で体当たりの演技に挑んできたデミ・ムーアが演じているんだから、ある種の感動を禁じ得ない。5月16日より公開。

Waku Fukui × Taito Itateyama 二人展「瞬き(MABATAKI)」に行く。
もはや真夏の日差しとさえ思われる陽光が照りつけるこの頃だが、こちらの”光”もお見逃しなく。昨年、東京で誕生した若手作家によるアーティストランスペース「後光(GOKOU)」。住所は非公開、...

『メガロポリス』を見る。
親父コッポラが巨額の私財を投じて完成させたこの壮大な”自主映画”は、戸惑いを通り越して恐れ慄くしかない傑作だ。何に一番似ているかといえば、万博かもしれない。実際、近未来都市ニューローマを舞台に描かれ...
25:26〜テレビ朝日『上田ちゃんネル』を見る。
「とろサーモン久保田&ウエストランド井口と男のホンネ座談会」

「被爆80年企画展 ヒロシマ1945」に行く。
写真は、人々の日常から克明な惨禍の記録まで、様々な歴史の瞬間を今に伝えてきた。本展でフォーカスされるのは、広島の原爆被害の実態だ。第2次世界大戦末期の1945年8月6日、人類史上初めて米軍によって広...

「Catchy Catch」に行く。
京都御所東の荒神口にある『art space co-jin』は、障害のある人の作品や表現に出会える場として『きょうと障害者文化芸術推進機構(事務局 京都府障害者支援課)』が運営するスペース。ここで開...