TOWN TALK / 1か月限定の週1寄稿コラム

【#2】徒然草2026

執筆:緒方数馬

2026年3月22日

ここ最近、いろんなことがあった。

7年ぶりに韓国・ソウルへ行った。
二泊三日の旅でたくさんの友人に会うことができた。
過密なスケジュールでへとへとではあったが、野菜を多く食べるからか体の調子は悪くなかった。

ここで写真を見せたいところだが、本当に楽しい時や疲れている時ほど記録するのを忘れてしまう。
昔はなんでもかんでもiPhoneやカメラで撮っていたが、ここ数年はめっきり枚数が減った。
この携帯性の高いCharmeraですら、及ばない時がある。それでも、なるべく持ち出すようにはしている。

帰国の翌日、人生で初めて親知らずを抜いた。
上の歯なので10分ほどで終わると言われていたが、実際には1時間ほどかかった。
不安ではあったが、どうすることもできず身を委ねるしかなかった。ようやく抜けたときは妙に爽快だった。

それから一週間ほど経つが、違和感はまだ残っている。ぽっかり空いた穴に何かが入り込んだり、軽く炎症を起こしたりして、気分が少しも落ち着かない。来週もう一本抜く予定で、今から少し気が重い。そうなると、どちらの歯で噛めばいいのだろうか。

話は変わるが、先日、真っ赤なVANSのスニーカーをもらった。
若い頃によく履いていたものと同じモデルで、いろいろと思い出した。
上京したばかりの頃、Akeemさんに「これは裸足で履くものだよ」と教わったのを覚えている。
僕は昔から裸足が苦手で、今でも足の甲は真っ白だ。

それでも、サンダルのようにラフにAuthenticを履くAkeemさんの姿に大人っぽさを感じて、何度か真似をしたことがある。
ただ、結局は靴下を履いてしまっていた。
ここ数年、素足に慣れようと試してみているが、風呂上がりや海のあとにそのまま履くのも、今のところ2時間が限界である。

本当にどうでもいい話をしてしまった。

プロフィール

緒方数馬/Kazuma Ogata

おがた・かずま|1986年、鹿児島県生まれ。日用品を使った立体や積み上げていくインスタレーション作品のシリーズを始め、スニーカーの痕跡で描いたキャンバス作品など、多様なメディアを使い制作する。現在は東京を拠点に活動する。

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