ファッション

いつもとちょっと違う色と柄で。

デートは準備から楽しいのだ。

2026年1月7日

ガールフレンド '26


photo: Hiroki Oe
styling: Yutaka Aoki
grooming: Risa Fukushima
edit: Koji Toyoda
2026年1月 945号初出

デートを120%楽しもう。なら、準備も120%がいいんじゃない? 服もグルーミングもマインドも2割アップのために、あれこれ考えた。

 1960年代、米国の心理学者、アーネスト・ディヒター博士は、「メンズも孔雀のように様々な色彩を取り入れ、美しく着飾りましょう」(ピーコック革命)と唱えた。こうしてメンズファッションのカラフル化は急速に進んでいくわけだが、もしや“2割増し”を考える上でもグッドアドバイスかも。ネイビーやチャコールグレーを制服みたいに着ていても、あえてちょっと違う色や柄を取り入れると、気分も盛り上がってくる。差し色はクリスマスも近いし、やっぱりレッドで。『ホーム・アローン』のマコーレー・カルキンみたいに、ひとつのアイテムをこの色に染めると、なんだか元気で楽しげ(たとえアローンでもサ)。あるいは品の良さ(大事!)を重視するならキャメルがいい。映画『ある愛の詩』は、’70年代にキャメルコートブームを巻き起こしたメロドラマの金字塔。冬のボストンの景色に浮かび上がるふたつのキャメル色は、なるほどとっても上品だ。つまりガールフレンドとお揃いでもきっと素敵。いつもとはちょっと違う、スペシャルな色や柄をしのばせるチャンスはいろいろあるね。

スノーフレーク柄にクリスマスを感じるウール素材のクルーネックセーター¥35,200(サウス2 ウエスト8☎011·280·7577)

リブ編みのラム&カシミヤタートルネックセーター¥39,600(スローン/ザ ショップ スローン 自由が丘☎03·6421·2603)

ピュアカシミヤを2本撚りで仕立てたクルーネックセーター¥132,000(グレンマック/メイデンズ ショップ☎03·5410·6686)

ウールショールカラーカーディガン¥81,400(ディ・ドライベーグ/WORDS, SOUNDS, C
OLORS & SHAPES☎03·6455·1847)

英国伝統ブランドが作る、赤のコットンリブソックス¥6,380(コーギー/ホームステッド リミテッド☎03·6455·4460)

ラムズウールで編み込んだカットオフグローブ。スマホの操作も問題なし。¥11,000(エムエイチエル.☎03·5785·6445)

中糸にナイロン糸を使用し、ウールの温かみと軽やかさを備えたスウェットシャツ¥33,0
00(オーラリー☎03·6427·7141)

ウールツイルジャケット¥46,200、共地のパンツ¥24,200(ともにビームス プラス/ビームス プラス 原宿☎03·3746·5851)

メリノサージ素材のスラックス¥39,600(メゾン エ ヴォヤージュ/メゾン エ ヴォヤージュ 麻布台ヒルズ店☎03·5797·8515)

キャメルとレッドはお菓子も素敵。

キャラメル「8pc. Box」¥1,123(ナンバーシュガー☎03·6427·3334)

 キャメルとレッドを探していたら、素敵なスイーツを見つけたよ。そう、キャラメルとリンゴだ。キャラメルは専門店の「ナンバーシュガー」で。厳選した素材を使って、香料や着色料など余計なものは一切なし。じっくりと一粒ずつ手仕事で作っているから驚くほど口溶けはなめらかで、自然な甘味は上品で優しい。薔薇が描かれた8ピース入りのボックスで持ち運ぼう。そしてリンゴは紅玉がいいと思う。酸味と爽やかな香りが特徴で、キャラメルももっと美味しくなる。食べる前にはハンカチで磨いてあげよう。