カルチャー
僕らが観てきた映画のABC。/NO MUSIC NO LIFE
MV出身監督の、発掘良品。
2025年12月5日
ゴンドリーもミルズもみんなミュージックビデオで頭角を現した監督だったのね。
YouTubeが誕生したことで受けた最大の恩恵は、MVにアクセスしやすくなったこと。レゴだけで作ったザ・ホワイト・ストライプスの「Fell in Love With a Girl」、逆再生がすごいファーサイドの「Drop」など、そこで初めて触れた過去の名作も少なくない。前者の監督はミシェル・ゴンドリーで、後者はスパイク・ジョーンズだ。考えてみれば彼らは21世紀に僕らの映画を撮っている。調べてみたら、他にもMV出身監督の良作がいっぱいだ。
マイク・ミルズ
甥を預かったジャーナリストのジョニー。最初はギクシャクしていたが、共に暮らすうちに絆が生まれる。Blu-ray ¥6,600(ハピネット・メディアマーケティング)
MV監督の仕事ではエールの「All I Need」が有名。ブロンド・レッドヘッドの「Top Ranking」では当時のパートナー、ミランダ・ジュライを起用。青春映画的なポップでエモい映像に定評あり。’05年に『サムサッカー』で映画監督デビュー。
ミシェル・ゴンドリー
監督としてのキャリア初めは、自身も在籍していたウイ ウイのMV。その後、ビョークの「Human Behaviour」の手作り感溢れるMVを手掛けて人気に火がつく。’01年、『ヒューマンネイチュア』で映画監督デビュー。
スパイク・ジョーンズ
クリストファー・ウォーケンが踊るファットボーイ・スリム「Weapon of Choice」やビースティ・ボーイズの「Sabotage」など名作を挙げればキリがない。1999年、『マルコヴィッチの穴』で映画監督デビュー。
ジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス
’06年に『リトル・ミス・サンシャイン』で映画監督デビューしたこのコンビが、スマッシング・パンプキンズ「Tonight, Tonight」など、’80年代から’90年代にかけてMVを数多く作っていることは意外と知られてない。
ダニエルズ
ある日突然、いくつもの時空を行き来するハメになった女性が、様々な世界を経験する中で、自分の人生にとって何が大切だったかに気づく。荒唐無稽なSFコメディ。
’22年、『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』でアカデミー賞を賑わせたこのコンビも実はMV監督歴が長い。ジャック・ブラック率いるテネイシャスDの「鳳凰♂昇天」などを手掛けている。
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