TOWN TALK / 1か月限定の週1寄稿コラム

【#2】カメラ

執筆:琉花

2025年9月18日

旅に欠かせないものはいろいろあるけれど、私にとって一番なのはやっぱりカメラだ。
父が写真家だったこともあって、小さい頃からいつも身近にカメラがあった。

Nikon FE2 このカメラは父から受け継いで、今でも愛用中

15歳の夏休み、はじめて1人でヨーロッパに行く時に父にもらったのがKonica Big Mini。
コンパクトで軽くて旅行に持って行くにはピッタリだった。

父のLeicaずっと憧れていて、20歳になった時、人生最初の自分のカメラとして同じく Leica M6 を買った。今も一番頼りにしている相棒だ。

Leica M6

GA645は初めて買った中判カメラ

旅に出るときは必ず数台のカメラを持っていく。 
Fujifilm GA645は中判ならではの奥行きが欲しい時、Contax T3はちょっとした散歩などでポケットに忍ばせて、気軽にスナップを撮りたい時。ポートレートを撮る時はCONTAX RXll。

旅には定番のカメラ

状況や気分によって使い分けるけれど、どのカメラを選んでも、旅先の空気や匂いまで封じ込めてくれる気がする。

カメラを選んでいるときから、すでに旅は始まっている。
現像した写真を眺めながら、もう次の旅に思いを馳せている。

プロフィール

琉花

るか|1998年、東京都生まれ。モデルとして広告や雑誌、MVなどで幅広く活動するほか、写真家としても活動中。雑誌やファッションブランドのヴィジュアル撮影も行っている。

Instagram
https://www.instagram.com/tokyodays_luka/