カルチャー

開発10年。NYのフライロッド。

Nation Fishing Co.

2024年7月6日

カラダにいいこと、なにかしてる?


photo: Kazuharu Igarashi
text: Shintaro Kawabe
coordination: Momoko Ikeda
2024年7月 927号初出

ロゴがバックプリントされたロンT(¥14,300)は、SPF50+と速乾性を兼ね備えているから渓流釣りでこそ着たい。ハット(¥9,900)のドローコードにはリフレクターを搭載。発明品のロッド(¥99,000)は海水にも対応。(The Apartment☎0422·27·5519)

「NY州にある自然豊かなキャッツキルは、森の中のブルックリンだと思う」と嬉しそうに話すのは、9歳からフライフィッシングに興じるイギリス人のステファン・キャンベル。軽量ながら頑丈な釣り竿(ロッド)をずっと欲していたステファンは、妻のアンバーと10年もの間、研究に研究を重ねて究極の一本を完成させた。そして満を持して2022年にブランドをスタート。「カーボンファイバーに高密度のナノ樹脂を組み合わせて、強靭だけど軽く、しなやかなロッドを発明したんだ。今後は大きな魚を釣るためのロッドも作っていく予定」

インフォメーション

開発10年。NYのフライロッド。

Nation Fishing Co.