日常の朝昼晩に何を食べよう？　休日に遊びに行くならどこがいい？　定番も、“通”な裏ワザも、今の東京のグッドアンサー・ベスト3をどうぞ。

　キュートでヘルシーな、オーガニック&ヴィーガンのジューススタンド。オーナーのマオさんはハワイでの出産時、メンタルヘルスを現地の野菜や果物を搾ったジュースに救われたという。同じくオーナーのロノさんも、オーガニック先進国アメリカの知見を注入。野菜はすべて国産&無農薬でメニューも豊富。契約農家のビーツ、リンゴ、レモン、生姜入りのコールドプレスジュース、フルーツ＆ルーツは、天然の甘味に生姜がピリッ。アサイーボウルはチアシードなどのスーパーフードをトッピング。

　外を見れば単語帳を手にした学生が足早に通り過ぎる。店内では、通勤前のお客さんたちが穏やかな朝のひとときを過ごしている。「静かな場所にお店を作りたくて、住宅街で物件を探したんです」と話す店主の伊田晴彦さんは、渋谷『ザ・コーヒーハンガー』で焙煎を学び、2017年にロースタリーでもあるこの店をオープンした。ホットサンドは原宿の『ザ リトル ベーカリー トーキョー』のパンを使い、具材を挟んで焼き目をつける。アボカド チキン チーズは具材がとろけて濃厚なお味。キャロットラペと一緒に。

『HOTEL DRUGS』のナタリーさんが作った新店は、超ローカルで朝8時開店。麗しいチージーエッグトーストは素材の力が弾けるような美味しさで、朝に食べると元気が湧いてくる。夫のリョウヘイさんが焼くサワードウは弾力も香りも最高だから、トマトとバジルのフォカッチャもぜひ。ラテ（¥770）と一緒にね。住所が非公開なのは「富ヶ谷を散歩してほしい」という街へのリスペクトから。外苑前で10年お店を続けてきたナタリーさんが、仲間や家族、ご近所さんと憩うスペシャルな場所。愛を忘れずに。