カルチャー
夜22時から何か観たいけど、明日早いなぁ、という君へ。
2023年7月15日
よい子は寝静まったであろう22時。今日も忙しかった。このまま一日を終わらせるのはなんか嫌だし、「今日もちゃんとカルチャー活動したな」って達成感とともに眠りたい。そこで映画の登場だ。だけど、明日も7時には起きなきゃいけない。0時前にはシャワーを浴びたいから、80分台でちょうどいいのはないものか。できれば何も考えずに向き合えて、ベッドに入った後も「あれは何だったの?」と頭を捻って夜更かしせずに済むやつが好ましい。で、見つけ出したのがこの3作。どれも自然と水をめぐる映画だから、マイナスイオンによるヒーリング効果もきっとある。これなら穏やかに今日を終えられるに違いない。
①滝を見にいく
監督:沖田修一/2014年/88分


幻の滝を見に行くツアーに参加した7人の中年女性たちが、ガイドの失踪により山中で迷子になるコメディ。だからといって死ぬか生きるかのサバイバルには発展せず、皆の個性を生かしながら対処しようとする姿は観ていて心地いい。Blu-ray¥2,750(キングレコード)
②オールド・ジョイ
監督:ケリー・ライカート/2006年/73分


今後の人生に不安を抱えるマークと、根無し草のように生きるカート。久々に再会した2人の中年男が、ポートランドの森にある秘湯を目指す2日間の物語。カートを演じるのは、フォークシンガーのウィル・オールダム。鑑賞後、ベッドで彼の切ない歌声を聴きながら眠るのもいいかも。
③ピラニア3D
監督:アレクサンドル・アジャ/2010年/88分


行楽地のヴィクトリア湖を訪れた若者たちが、突如として大量発生した人食いピラニアに襲われる3D映画(3Dでなくてもよし)。ハイテンションなパニック映画だが、ここまで何も考えずに観られ、鑑賞後の後腐れも全くないのは貴重。Blu-ray¥4,935(ポニーキャニオン)
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