写真をアートとして初めて日本に体系的に紹介した草分け的なギャラリー『ツァイト・フォト・サロン』(1978年、日本橋に開廊)。創設した故石原悦郎さんは、アンリ・カルティエ=ブレッソン、ブラッサイなど欧米の作家と交流し、また荒木経惟や森山大道といった日本を代表する写真家を世界に送り出した偉大なギャラリストだ。
所蔵作品のグループ展となる今回は森山大道、荒木経惟、北井一夫、また、当時は新進作家であり後に木村伊兵衛賞を受賞した柴田敏雄、畠山直哉、松江泰治など、石原氏と交流のある18名の写真作品が一堂に並ぶ。情報化されたイメージが氾濫し、フェイク画像が跋扈する今日において、本展は、現実との摩擦から作られた写真に立ち戻る貴重な機会となっている。「写真を撮る」とはどういうことなのか、じっくり再考してみよう。
インフォメーション
「1978」展
会期:2026年7月11日(土)〜8月22日(土)
時間:12:00〜18:00
休廊日:月・日・祝日
会場:東京画廊+BTAP
Official Website
https://artsticker.app/ja/events/145962
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