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『反ミーム部門は存在しない』を読む。

qntm(著)、鳴庭真人(訳)

 日本で流行りのモキュメンタリーホラー小説みたいなタイトルだ……とナメてかかったらケガするレベルの超弩級SFホラー。主人公のマリーは、日常に潜む異常な存在「通称不詳存在(アンノウン)」から世界を守る秘密組織〈機関〉で、反ミームを扱う部門の長を務めている。反ミームが厄介なのは、誰もその存在を覚えていられないこと。ゆえにこんな言葉が呟かれるだろう。「存在を決して悟らせない敵とどうやって戦う?」「戦争中だと自覚すらしないまま、どうやって戦いに勝つの? わたしたちはどうすればいいの?」。この反ミームを現実世界の何のメタファーとして読むかは、あなた次第。¥1,760/早川書房

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