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『おれの映画人生』を読む。

クエンティン・タランティーノ(著)、鈴木恵(訳)

 映画監督としては開店休業中なのに、いろんな意味で話題にはこと欠かないタランティーノが、自身の映画遍歴を綴ったエッセイ集。幼少期に母と彼氏と黒人しかいない映画館で観た『ブラック・ガン』について語られる一説が印象深い。「それ以来おれは、映画を見ることにおいても作ることにおいても、一九七二年の土曜の夜に黒人映画館でジム・ブラウンの最新作を見たときの経験を再現しようとすることに、程度の差こそあれ人生を費やすようになった」。¥4,620/文藝春秋

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