哲学的なポップカルチャー論を通して、出口なしの資本主義について考察し続けた英国の批評家、マーク・フィッシャー。彼が自殺した2017年以後、かなりの数の翻訳が出たものの、いまだに誰かの引用でしかない”「資本主義の終わりより世界の終わりを想像する方が容易い」の人”という印象が強いフィッシャーだが、彼自身もその一員だったイギリス現代思想も含めて、本気で入門したい人こちらを読むべし。彼が残した思考の軌跡を、いかに”使う”かを考える上でもうってつけ。¥2,750/Pヴァイン
『ナイトシフト』を観る。
ミュージックボックスにコインが投入され、あたりに音楽が響き渡ると、顔を真っ白に塗った1人の若い女性が、ロンドンのホテルで受付係としての夜勤を開始する。1981年に撮られた本作は、まるでホーンテッドマ...
『左利きの少女』をチェックする。
一組の家族が台北に引っ越してくる。やつれきった表情の母は夜市で飲食店を開業し、勝気な長女は檳榔屋で働き、5歳の次女は幼稚園に入園する。しかし、新生活は順風満帆とはいかない。家父長制が根強い台湾の古い...
『ドラマなふたり』を観る。
カフェでエマにひと目惚れしたチャーリーは、おっかなびっくりナンパを決行するが、彼女はノーリアクション。お呼びでないのかと思いきや、実は彼女、片耳が難聴で聞こえなかっただけだった。エマの提案でナンパを...
『反ミーム部門は存在しない』を読む。
日本で流行りのモキュメンタリーホラー小説みたいなタイトルだ……とナメてかかったらケガするレベルの超弩級SFホラー。主人公のマリーは、日常に潜む異常な存在「通称不詳存在(アンノウン)」から世界を守る秘...
『映された声 映画にとって「声」とはなにか』を読む。
『映画にとって音とはなにか』を初めて読んだ日の衝撃は今でも忘れられない。捉えどころがないと思っていた「映画の音」を、ここまで具体的かつ刺激的に分析することが可能なのかと、”耳”からウロコが落ちたものだ...