敷居が高いと思われがちな、アートの世界。足を踏み入れるならば、“美術に出会う前の美術”として、まずは20世紀のイタリアを代表するアーティスト、ブルーノ・ムナーリの作品から、その視座を取り入れていきたいところ。
“視座”といっても、ムナーリが提案してきた美術の世界は、もっと自由で軽やかなもの。プロダクトデザイン、グラフィックデザイン、絵本の制作、子どものための造形教育などマルチに活躍してきた彼は、アートは鑑賞の対象であるだけでなく、メッセージを伝える手段や、想像力を刺激するきっかけとなるもの、何よりも楽しめるものであるべきだと考えていた。本展では、「美術に出会う前の美術」をテーマに、言葉のいらない創造の世界を体験することができる。彼が作品で表現した、日常の中にあるありふれた形や色、もの……etc。何気ないものの中にユーモアや面白さを見つけていくことは、素敵な「創造的行為」なのだ。
インフォメーション
ブルーノ・ムナーリ展 美術に出会う前の美術
会場:米沢市上杉博物館(山形県米沢市丸の内1-2-1)
会期:〜2026年1月25日(日)
休み:月曜
時間:9:00〜17:00(最終入場は16:30まで)
Official Website
https://www.denkoku-no-mori.yonezawa.yamagata.jp/143munari.html
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