敷居が高いと思われがちな、アートの世界。足を踏み入れるならば、“美術に出会う前の美術”として、まずは20世紀のイタリアを代表するアーティスト、ブルーノ・ムナーリの作品から、その視座を取り入れていきたいところ。
“視座”といっても、ムナーリが提案してきた美術の世界は、もっと自由で軽やかなもの。プロダクトデザイン、グラフィックデザイン、絵本の制作、子どものための造形教育などマルチに活躍してきた彼は、アートは鑑賞の対象であるだけでなく、メッセージを伝える手段や、想像力を刺激するきっかけとなるもの、何よりも楽しめるものであるべきだと考えていた。本展では、「美術に出会う前の美術」をテーマに、言葉のいらない創造の世界を体験することができる。彼が作品で表現した、日常の中にあるありふれた形や色、もの……etc。何気ないものの中にユーモアや面白さを見つけていくことは、素敵な「創造的行為」なのだ。
インフォメーション
ブルーノ・ムナーリ展 美術に出会う前の美術
会場:米沢市上杉博物館(山形県米沢市丸の内1-2-1)
会期:〜2026年1月25日(日)
休み:月曜
時間:9:00〜17:00(最終入場は16:30まで)
Official Website
https://www.denkoku-no-mori.yonezawa.yamagata.jp/143munari.html
20:30〜NHK Eテレ『どえらい大学。』を見る。
メモ:意外と知らない大学の中身。最先端の学びやユニークなサークル活動が次々と生まれている「どえらい大学」を徹底調査。今週の放送は「大阪大学」。マスコットキャラクターのワニ博士、学園祭人気No.1のお化...
「千変万化する恋 日本のロマンチック・コメディ映画の輝き」に行く。
香水の匂いや音楽から記憶がふと蘇ることがあるけど、初夏の空気もまた、かつて有ったか無かったかわからない恋の記憶を呼び起こしてくるような気がする。蒸し暑さが気になってきたら、素敵なラブ・ロマンス映画に...
レターブックス「最も難しい文字」に行く。
「今年の冬は暖かかったね」なんて何気ない会話をしようとしても、「暖かかった」でうっかり噛んでしまい何度も言い直す、みたいな経験ってあるある。恥ずかしさと同時に、大の大人の口をハムハムさせてしまう愛おし...
「ジェフリー・バワ展 – トロピカル・モダニズムの家具 -」に行く。
POPEYE Webのミニコラム連載「TOWN TALK」で、以前「ブラジリアン・モダニズム」を紹介してくれたGallery CASA DE。今回紹介するのは、同じ熱帯でもアジアに位置するスリランカ...
「スケブル・甲府」に行く。
上のチラシ画像にある『死刑台のエレベーター』はヌーヴェルヴァーグの名作。劇中ではマイルス・デイヴィスが映像を見て即興で演奏したモダンジャズが挿入歌として流れるから”観る”ジャズ作品だと思っていたとこ...