知る人ぞ知る異端の映画監督、ネリー・カプランが1969年に発表した作品だ。舞台は架空の村テリエ。そのはずれで母と暮らすマリーは、不法滞在者であるがゆえに、他の村人たちからつまはじきにされている。母が亡くなったのを機に、村の男たち相手に売春することを決意したマリーは、稼いだ金でガラクタを買い集め、ほったて小屋のような住居を飾っていく。まるで母の不在を埋め合わせるように……。映画を作ることを通してゼロからオリジナルの政治性を立ち上げてしまう本作は、通り一遍の解釈で立ち向かえば必ず頓挫するハメになるので、戸惑う人も多いかも。なので、ネリー自身が本作に寄せたというコメントを引用しておこう。いわく、本作は「異端審問官たちを火刑にする現代の魔女の物語」なのだ。12月26日より開催される特集上映「ネリーに気をつけろ!ネリー・カプラン レトロスペクティヴ」内で公開。
Moonstruck Cultivation vol.1「想像力を取り戻す:『ディープ・ルッキング』アートクラブ」をチェック。
なんだか忙しなくすぎる日々に加え、スマホを開けば数多の情報のアテンションに囲まれてしまう、色んなことが“過多”な現代。ひとつのことにじっと集中して、心身を解きほぐして感覚を研ぎ澄ませることが何より必...
「民具これなーんだ?——民俗学者・宮本常一が美術大学に遺した民具コレクション」に行く。
お菓子のパッケージだったり、映画の半券だったり、日常の中で気になった何気ないものをついコレクションしてしまうことがある。ひとつひとつがありふれたものだったとしても、数が集まれば貴重なアーカイブ資料に...
「ochayoi popup tea space」に行く。
「茶酔(ochayoi)」は、何煎も熱茶を飲み続けることで、カフェインやミネラル、温熱効果によって、リラックスしながらも覚醒していく現象「お茶酔い」を軸に活動する茶文化コミュニティ。はじめて会う人と、...
ジャン・ジュリアン「The Guests」に行く。
フランス人アーティスト、ジャン・ジュリアンのアイコニックな作品シリーズ「PAPER PEOPLE」が、2024年3月に開業したホテル「ジャヌ東京」に登場。ホテルを訪れるゲストに扮した10体の「PAP...
POiSON GiRL FRiEND「i’m here and here i’ll stay…」に行く。
夏に聴くエレクトロニカほど心地いいものはないけど、最近海外のユースたちにも人気だというPOiSON GiRL FRiENDは中でも別格。甘く気だるいウィスパーボイスやフレンチポップやアンビエント・テ...