舞台は雪の積もるカナダのウィニペグ。実在する街ではあるものの、本作ではペルシャ語とフランス語が公用語となり、イラン文化が強く反映された場所。架空の設定が加わっている。そんな世界において描かれるのは、メガネを七面鳥に奪われた同級生のために、氷の中に埋まったお札を取り出そうと東奔西走する幼い姉妹と、彼女たちが出会う一風変わった者たちをめぐる人間模様。ところで、ウィニペグの映画監督といえばガイ・マディンという鬼才がいて、彼はこの街がいかに退屈であるかを描くことでお馴染みだ。本作でも、劇中に登場するツアーガイドは、何の変哲もない駐車場を名所として案内する。しかし、にもかかわらず、そんな退屈なウィニペグの風景が、本作ではとんでもなく素敵に映し出されるのはどうしたことか。カメラの置き方次第で世界はこんなにも輝くのかと驚くしかない。その視線は、物語の描き方とも通じている。なぜなら本作が描くのは、一見すると嫌な人々でも、別の角度にカメラを置けばいい人かもしれないことを、オフビートなタッチで伝えてくれる物語なのだから。8月29日よりシネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて公開。
「C.E presents Carlos Souffront, PLO Man & 1-Drink」が気になる。
芸術の秋の到来。音楽とファッションが楽しめるこちらに訪れてみるのはいかがだろう。2011年のブランド発足以来、不定期でミュージシャン、プロデューサー、DJと共にイベントを開催してきた〈C.E(シーイ...
「Mikkeller&Friends Beer Weekend “Rooftop Beer&Beats”」が気になる。
2026年10月10日(土)、11日(日)に開催される「Mikkeller&Friends Beer Weekend」は、Mikkellerと日本全国から集まる個性豊かな全14ブルワリー=...
「GOKITA RECORDS 五木田智央の妄想レコードジャケット」に行く。
イラストレーションからモノクローム絵画まで、世界を舞台に縦横無尽な表現を続けるアーティストの五木田智央さん。大の音楽好きであることは知られているが、2018年に発表した「架空のレコードジャケット」を...
「ハタオリマチフェスティバル2026」に行く。
富士山のお膝元、山梨県富士吉田市の魅力を存分に感じるイベント『ハタオリマチフェスティバル』(通称:ハタフェス)が今年も開催する。織物にフォーカスした珍しいマーケットイベントで、富士吉田の織物製品や様...
「現在薬用植物紀行」が気になる。
ヨモギ、オオバコ、ドクダミ……道端の雑草だと認識していた草が、実はナチュラルな万能薬だったりする。そんな見落とされがちな植物の奥深い世界へと誘ってくれる本展は、薬草研究者であ...