寿司に天ぷら、カレーライス。聞いているだけでグ〜とお腹がなりそうな定番料理たちは、実は江戸・東京が発展して行く過程で徐々に親しまれていった、現在幾多もある流行食の先輩的存在だったのだ。江戸時代、幕府が置かれ多くの人や文化の中心地として栄えた大都市の江戸では、近郊農村から運ばれてきた野菜や江戸前の新鮮な魚介類を用いた料理が普及し、東京の食文化の礎を築いた。続く明治時代では海外から料理が持ち込まれ、特に外交の場で取り入れられた西洋の食は交渉の場で重要なキーとなっていた。そして、段々と西洋料理は一般の人の生活にも溶け込んでいき、様々な和洋折衷の料理が開発された。本展では、江戸から昭和にかけて、江戸東京に暮らした人々の食文化の変遷を、当時の人々が実際に使っていた道具や貴重な資料と共に辿ることができる。よく食べるあの料理も、実は展示で紹介されているような食の系譜を継いでいるかもと想像しながら頂けば、毎日の食体験が一味違ったものになるに違いない。
インフォメーション
江戸東京博物館コレクション ~江戸東京のくらしと食べ物~
会場:江戸東京たてもの園 展示室(東京都小金井市桜町3-7-1 都立小金井公園内)
会期:2025年3月20日(木)〜6月15日(日)
時間:9:30〜17:30(最終入場は17:00)
休み:月曜日
料金:江戸東京たてもの園観覧料で観覧可能
Official Website
https://www.tatemonoen.jp/special/2025/20250320.php
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