古着屋『DEPT』の創業者・永井 誠治の個展が開催される。東京を拠点に制作を行う永井誠治は、これまでもネオン管を使った作品や、古錆びた金属を使ったブリコラージュの立体作品を発表し、独特のユーモアやユニークネスが魅力の作家だ。今回の展示では、車のオブジェを用いた平面・立体作品を含めた、最新の連作が並ぶ。
押しつぶされたその車たちは、立体の構成を再解釈した「キュビスム」の絵画のようにインスピレーションを与えてくれるし、俯瞰した構図は平安時代から発達した日本風の絵画「大和絵」のよう。動きを留め、その姿かたちを改めて観察するための「標本」とも捉えられるか。作家がこれまでに発表してきた作品にも通底する、古いものへの愛着、素材のセレクト、その掛け合わせの妙に溢れる遊び心は今作でも遺憾無く発揮されている。鑑賞者の知覚に楽しげに訴える「化身」をぜひ目撃しに行こう。
インフォメーション
永井 誠治 / Seiji Nagai「化身/Slant」
会場:Vacant/Centre (東京都渋谷区元代々木町27-6)
会期:2025年1月17日(金)〜2月3日(月)
時間:13:00〜18:00
休み:火、水、木
料金:無料
Official Website
https://www.vacant.vc/event/slant
谷口雅彦写真展『稚児と大仏』に行く。
最近、かつての小学生たちを集めた1999年の写真集を見て、いろいろと思うことがあった。当時撮られた写真も、時を経て見返すと、また違った景色を見せてくれる。そんなタイミングで、とある写真展の開催が目に...
「The Moving Library Carrying Today into Tomorrow. この日を、未来へと運ぶ」に行く。
動画も倍速に見る時代。色んな情報やニュースも日々どんどん更新される、スピーディーなこのご時世。忙しないからこそ、情報も、噂話も、身近な電子機器も、色んなものの “賞味期限”が短いのも現代...
岡美里×岡本仁×クマタイチ「風景は、どこからやってくるのか。──演劇を見るように町を眺めてみたら」に行く。
タウントークにも登場してくれた美術作家・岡美里さんの新刊『デザイン採集譚ー「見立て」で読み解く、町の風景。』が10月14日に発売。建築や看板、店先、道具、植物、路上の小さな出来事まで、172種のデザ...
『THE NEW JAPAN 』最新号発売&展示が気になる。
『POPEYE』でもお馴染みのW. David Marxさんが編集長を務めるバイリンガル・マガジン『THE NEW JAPAN』の最新号「03 MIYAZAKI」が発売! 日本各地の文化や風土、人々...
「Tyondai Braxton Japan Tour 2026」に行く。
NYのエクスペリメンタル・ロックバンド、バトルスの結成メンバーであり、作曲家、プロデューサー、教授。多岐にわたる活動と、米オルタナ・シーンでの多彩な活躍で知られるタイヨンダイ・ブラクストン。とびきり...