バスの二人席って妙に狭くない? それとも自分がデカいのか。知らない人と相席するのはめちゃくちゃ気を使うし、やっぱり気まずいけれど、二人だからこその予期せぬ出会いの魅力というものもある。例えばこの二人展。『parcel』で開催される石井麻希と石田恵嗣による二人展「Shake Hands」では異なる文脈や表現方法を採る二人の作家の化学反応を堪能できる。ベルリンを拠点とする石井麻希は、映像やインスタレーションを通じて人間を取り巻く「他者」との関係を模索する作家。動物や自然環境など、「非人間」の視点を取り入れることで、人間中心主義を超えた視野が魅力だ。一方、広島を拠点とする石田恵嗣は、私たちにも親しみのある童話や絵本をモチーフにした絵画を展開し、緻密なリサーチに基づいた物語性と普遍性が刺激的。異なるアプローチといえども、共通して「異界の視点」を探る二人。予期しない“異界”の出会いを求めた本展こそ、各々の作家が追求する視点が立体的な意味を持ち広がる。
インフォメーション
Shake Hands
会場:parcel
会期:2024年12月14日(土)〜2025年1月19日(日)
時間:14:00〜19:00
休み:月、火 ※12月23日(月)〜1月7日(火)は冬季休業
料金:無料
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