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12 HOURS ADVENTURE with DEFENDER ディフェンダーが僕らの冒険心を掻き立てる。
DEFENDER
2025年6月4日
photo: Kazuharu Igarashi
text: Koji Toyoda
“不可能を可能にする”。
ディフェンダーはラグジュアリーの中に秘めた“野性”が圧倒的で、いつの時代もシティボーイにとって特別な一台だ。“BIG”ではなく、感嘆のこもった“HUGE”という形容がふさわしい、堂々たる体躯ならぬ“車躯”。道なき道を走破するスペックの高さ。英国生まれのオフローダー、街や山でその姿を見るたびに「いつかはディフェンダー!」の気持ちは募るばかりだ。
そんな憧れのディフェンダーを1日駆ることができるとしたら、 “不可能を可能に”の一端を知ることができるだろう。では、シティボーイ代表として、誰に乗ってもらうか。POPEYEが迷わず声をかけたのが、名古屋在住のラッパー・NEIさん。彼ならば、きっとディフェンダーの魅力を生き生きと言葉にしてくれるはずだ。以前、「東京でライブがあるときは、相棒のDJと一緒にレンタカーで行くこともありますよ」と話していたから。聞けば、絶好のタイミングでクラブ『バチカ』の14周年パーティにDJのLIESBETさんと出演する予定があるとのこと。NEIさんがスタッフを務める古着屋『iti』店主のKAKERUさんも加わって、3人でいざ東京へ! ディフェンダーを心身で体感する、12時間の旅が幕を開けた。
旅のスタート地点は、名古屋市内の中村区松原にある古着屋『iti』。花きの卸店が軒を連ねるエリアに今年オープンした店舗に午前7時に集合。勢いよくシャッターを開けると、店舗の前に停車したディフェンダーが目に入る。そのエネルギー漲る精悍な車体を前に、「おぉ、かっこいい」「重厚感があって迫力ある」の言葉とともに、しばし見惚れる3人。

『iti』
読み方は“いち”。今年1月2日にKAKERUさんがオープンした古着店で、スタッフとしてNEIさんも参加。アメリカ東海岸で買い付けるという古着は、年代やジャンルを問わず、“温もりを感じられる服”がキーワード。最近、気になるという日本の古い服なども差し込まれる。
ディフェンダーを目で楽しんだら、車体にじっくりと触れ、ゆっくりとシートに身を沈める。そして、もう一度、『iti』の店内へ。
冒険心が沸き立ったのだろう、ドライブ計画を再考することに。
「ダイレクトに東京に向かうつもりだったけど、実際にディフェンダーを見たら、もっと長い時間を一緒に過ごしたくなったね。だから、寄り道をしながら行こうよ」とNEIさんが口火を切ると、「富士山は難しいけど、静岡にいい場所あるよ」とKAKERUさんが応え、「いいねー」と2人が賛同。さらに「そうだ。その前にディフェンダーに僕らのホームタウンを見せてあげようよ。テレビ塔周辺をクルージングしてから高速に乗るのはどう?」とLIESBETさんが提案。

右/NEI●ネイ|1998年、愛知県生まれ。地元のビートメイカー、Ryo Kobayakawaとの出会いをきっかけにラップ活動をスタート。2020年に発表した1stアルバム『NEYOND』を皮切りにコンスタントに作品を発表する。
中/LIESBET●リスベット|1998年、愛知県生まれ。現在は京都を拠点に活動するDJ、ビートメイカー。NEIさんがライブを行うときはバックDJを務める。環境音を取り込んだアンビエントトラックをSoundCloudで公開中。
左/KAKERU●カケル|1998年、愛知県生まれ。名古屋のヴィンテージショップ『Feeet』を経て、自身の古着店『iti』をオープン。主にアメリカ古着と日本の古物を扱い、衣装提供やスタイリングなどの活動も行う。
晴れた朝の澄んだ空気のなか、ディフェンダーは名古屋の中心地・栄にある中部電力 MIRAI TOWER(旧名古屋テレビ塔)に向かって颯爽と走る。シンボリックなタワーの前で響かせたブロロという重低音は、ディフェンダーからのこの街への挨拶か、3人の旅の幕開けを告げるファンファーレか。
「開閉式のルーフトップを開けて、そこから眺めるテレビ塔はかなりフレッシュな印象。勝手知ったる名古屋の街も、ディフェンダーで走ると、また新鮮な景色に見えてくるね」(NEI)
ひとしきりホームタウンを流したら、いよいよ高速道路の乗り口へ。ゲートを潜れば、あとは東京まで約350kmの道のり。
ただし、そのまま一気に目指すのではなく、3人には“冒険”が待っている。胸を高鳴らせ、「さぁ、行くぞ!」とアクセルを踏むと、エンジンが駆動して一気に加速。ディフェンダーはヒュージな車体から想像できないが、スポーツカーのようなドライビングフィールを誇る。
だから、高速道路での走行も安定感があって快適そのもの。欧州車にありがちなロードノイズを拾った硬い走りとは異なり、スーッと滑らかに、そしてスマートに高速を進む。LIESBETさんがオーガナイズするBGMの選曲も相まって、助手席のNEIさんは夢見心地? とにかく気持ちよさそうだ。
「ディフェンダーって乗り味やデザインはもちろん、サウンドシステムがまたすごいんですね! 車内をぐるりと囲むようにスピーカーが配置されているからか、音に包まれている感覚がめちゃくちゃ気持ちいい。何度も聴いた曲なのに、今まで気づかなかった“いいパート”を感じることができる。オーディオ空間として、これは最高ですね。しかも、みんなと会話しているときは、音楽が邪魔にならないように設計されていて、本当に至れり尽くせりだと思います」(LIESBET)
爽快そのものの旅路が続く中、「ちょっと降ります〜!」とKAKERUさんが新東名高速道路の新静岡ICで途中下車。さあ、作戦会議で決めた“寄り道”の始まりだ。
どこへ向かうのやらと思っていたら、安倍川沿いをクネクネと蛇行した道をズンズン走らせると、徐々に風景が秘境感を帯びていく。幅の狭い道が続くが、ステアリングも軽いディフェンダーだから臆することはない。1,995mmの大きな車幅も、見晴らしのいいアイポイントと見切りのいい車体形状のおかげで慣れてしまえば、むしろストレスフリー。
“デカい車”を操る自分が誇らしく思え、ドライブの悦楽を実感することができるだろう。
「古着の買い付けでアメリカに行ったときはディフェンダーに負けないくらいに大きなバンに乗りますが、それとは段違いの乗り心地! こうして延々と山道を走っていますが、凸凹や傾斜をほぼ感じず、ひたすら平坦な道を走っている感覚です。これはいい!」(KAKERU)
「運転席はもちろん、助手席や後部座席でも気分が良くて、広い窓から見える景色と、LIESBET選のグッドミュージックがリンクしてエモーショナルな気分に浸れます。あと、ルーフトップや後部座席の小窓から光が差し込み、車内が明るくきらめいてる」(NEI)
ディフェンダーが喚起した冒険心に背中を押されての寄り道。目的地は静岡市の『梅ケ島ドライブイン&サウナヴィラ』だった。
カーキボディのディフェンダーは、開放感のある大自然がよく似合う。停車中のディフェンダーが、本領を発揮した満足感溢れる顔に見えたのは、きっと気のせいじゃない。
『梅ケ島ドライブイン&サウナヴィラ』
サウナと宿泊施設、レストランが一体化した山道の途中にあるドライブイン。サウナはフィンランド製の薪ストーブとドイツ製電気ストーブの2種類を使った本格派で、水風呂はローカルの冷泉「コンヤ温泉」と安倍川の天然水の2種類があり、セルフロウリュは静岡茶! サウナ平日2人¥12,000〜、土・日・祝2人¥14,000〜。食事メニューも充実。3人はハンバーガー。この日は、あまごのフライとしいたけの唐揚げがセットになった「梅ケ島バーガー+オクシズセット」をオーダー。¥2,000
美味しい空気をたくさん吸い込んだら、極上サウナでさらにリフレッシュ。すっかり整った後、地元の食材を使ったご当地バーガーを食す。東京へと一直線に向かうよりも、この“過ぎた寄り道”のおかげで、3人とディフェンダーの距離はより近くなり、絆は深まったに違いない。
ここから東京に向けて再スタート。最短ルートでゴー!
静岡の山中から東京までは1回のSA休憩を挟むのみ。頼もしきオフローダーに身を預けながら一気に走り切った。
まずは東京観光と行きたい! というわけで銀座、京橋、丸の内など、いかにも都心らしいスポットをぐるぐるとクルージング。ここまでロングドライブしてきたわけだが、車中の3人には疲れた気配は一切見えない。それも居心地抜群のインテリアのおかげ。ふかふかのレザーを贅沢に使い、広々としたキャビン空間は、英国の紳士淑女に信頼され、愛される納得の乗り心地なのだ。
「ポケットや収納が至る所に備わっているので、飲み物やスマホ、バッグなどの置き場所に困らないのもいい。座席スペースも広く取られているので窮屈感は皆無。まるで自宅のように居心地がいいんです。助手席では、読書に没頭しちゃうほど(笑)。僕はラップのリリックは自宅で書くことが多いのですが、ディフェンダーなら車中でも調子よく書けそう。穏やかな歌詞になる気がします」(NEI)
「今まで乗ってきた車は、なんか狭いなとか、ロードノイズめちゃくちゃ拾うなとか。何がしかのウィークポイントと上手に付き合っていたのですが、ディフェンダーの場合、“何も気にならない”のがスゴい。しかも、何回か乗って慣れていくのではなく、短時間でフィットしてくれる。この間口の広さも素晴らしいですよね」(LIESBET)
「信号待ちや駐車枠に停車していると、他人から羨望の眼差しでというか、何度も見られるんですよ。だから、自然と背筋が伸びて、ディフェンダーにふさわしい人間になろうと心掛けると思います(笑)。まさに、人を成長させてくれる車ですね」(KAKERU)
皆でディフェンダーの魅力を語り合っていたら、今回のもう一つの目的地である高円寺に到着。今回初めて訪れた『ロスアプソン』で未知の音源をディグしたり。NEIさんとKAKERUさんが昨年一度訪れて以来、そのセンスにどっぷりハマってしまった古着店『ドマ ビルディング』でもショッピング。束の間の東京観光を思う存分満喫。
これでもう思い残すことはない! あとはライブに集中だ!
12時間にも及んだディフェンダーとの冒険は、最終目的地である恵比寿のクラブ『バチカ』に到着することで完遂。
長い時間を共有したこともあって、3人は不可能を可能にするディフェンダーの本領を体に、心に刻み込んだことだろう。そんな彼らは、ディフェンダーを所有するという夢が叶うなら、どんなことをしてみたい?

『EBISU BATICA』
STUTSの楽曲「夜を使いはたして feat. PUNPEE」のMVにも登場する恵比寿のクラブ兼ライブハウス。グッドセンスな日本語ラップのパーティを開くことも多く、NEIさんの東京でのホームフィールド的な場所。
「できることなら、このまま乗って帰りたいくらい。で、ツアー車にすると(笑)。オープンマインドな感覚が続くので、運転していないときは流れる車窓を見ながらスマホでトラックメイキングまでできそう。って、実は今回の長旅の合間合間でもちょこちょこ作っていて。これをいつかSoundCloudでリリースできたらいいなぁと思っています」(LIESBET)
「この約12時間の遠征でわかったことは、とにかくディフェンダーが全方位から最強の車だってこと。今回乗ったのがディーゼル車だったので、ガソリン代が他より安いのもありがたいです。アメリカ買い付けの相棒にできたら、どんなに楽しいことか! 雄大な土地を軽快に走りながら、古き良き洋服たちをどっさり買い付けたいですね」(KAKERU)
「僕は、大きなトランクに機材や着替えなどをたくさん詰め込んで日本全国を回りながら、気に入った場所でRECしてみたい。さっきも言いましたが、とにかく自分の部屋みたいに居心地がいいので無理なく実現できそうな予感。いつかは……」(NEI)
少しセンチメンタルな言葉を残して、クラブへと入っていったNEIさんとLIESBETさんはこの4時間後、パーティのフィナーレに登場。疲れや緊張を微塵も感じさせず、淡々とクールなラップを披露し、フロアを揺らしていた。盛り上がったフロアに目をやると、相棒のKAKERUさんも気持ちよさそうに踊っている。
ライブハウス前の白枠に停車したディフェンダーは3人を見守っているかのようで、NEIさんとLIESBETさんのライブに耳を傾けながら、長旅の疲れを癒やしているようでもある。いずれにしても、3人と1台が22時の恵比寿を共に過ごす光景は、冒険のエンディングにこの上なくふさわしい。
そうそう、NEIさんがラストに歌った曲「NEYOND」にはこんなリリックがあった。
「やりたいようにやれる。君や君のおかげ。俺が進んだ道へ」。
ディフェンダーとシンクロする、力強くて気高い言葉だ。
インフォメーション

DEFENDER 110 X
D350 ディーゼルマイルドハイブリッド
メーカー希望小売価格: ¥14,010,000〜
総排気量(cc): 2,993
最高出力(kW/PS/rpm): 258/350/4,000
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