カルチャー

まなびじゅつ Vol.6

六限/家庭「介護する息子たち。」

2025年2月6日

cover design: Katsuyoshi Mawatari
jingle, edit: Ryoma Uchida

美術批評・写真研究を行う村上由鶴さんと、駆け出しライターのウチダが、美術にまつわるあれこれを学び雑談するポッドキャスト番組。

 日常生活のことや一冊の本について”美術の視点”を用いながら「考えながら喋っていく」雑談ポッドキャスト。“まなぶ”といっても、受験のために役に立つとか、なにかを覚えるとかじゃなく、身の回りの出来事やニュースをきっかけに、気軽に喋りながら一緒に考えを深めていくことが目的です。

 2025年も始まりはや1ヶ月。超高齢化社会によって生じる深刻な働き手不足、医療・介護人材の減少、社会保障費の増加など「2025年問題」も今年のトピックのひとつ。ということで今回のテーマは「家庭」。

 同居家族介護における問題をジェンダーの視点から切り込んだ『介護する息子たち 男性性の死角とケアのジェンダー分析』(著・平山亮/勁草書房)を副読本に、アーティスト・折元立身さんによる作品「アート・ママ」を読み解きながら雑談中。

六限/家庭「介護する息子たち。」

Host:
Yuzu Murakami/1991年、埼玉県出身。秋田公立美術大学助教。写真、現代美術、人権課題についての執筆活動を行う。2022年2月よりPOPEYE Webにて「おとといまでのわたしのための写真論」を連載中。光文社新書『アートとフェミニズムは誰のもの?』(2023年8月)、The Fashion Post 連載「きょうのイメージ文化論」ほか、雑誌やウェブ媒体等に寄稿。

Ryoma Uchida/2000年、神奈川県出身。大学在学中にPOPEYE Webメンバーらと出会い、そのままライターの道へ。