カルチャー
軽視してしまっていた。次こそしっかり選んで買いたいくず入れ。
部屋に置きたい、今気になるもの。全15個。
2024年4月4日
転居を機に、部屋の片づけをしていると、どんどん出てくる捨てたいもの。ざっくり入れられる大きいボックスや、投げてもスッと入ってくれる角度のついたゴミ箱など、考えてみるとあると嬉しいくず入れって結構多い。そもそも部屋で主役級の存在感だし、機能美にデザインも備わっていたらなお良しだな。
1. 〈サイトーウッド〉のNo.903GR
1948年から静岡で制作し続ける老舗のダストボックス。グレーだから化学素材のモノと勘違いしそうになるが、バスウッドと呼ばれる材木を特殊な技術で重ね曲げられた、まさかの木製。Φ255×H300mm。(サイトーウッド☎︎054・285・8182)
2. 日本のアンティークバケツ
丸太を削り出した野生味のあるボディだけでなく、アンティークだからこその黒光りした色味が◎。取っ手の接合部分が竹で編まれていたり、意外と垣間見える繊細さが拍車をかけて美しい。Φ215×H280mm。(セイン☎︎03・6412・7463)
3. 〈ぶんぶく〉のツートーンテーパー
バケツから転用したことで生まれた大正7年創業〈ぶんぶく〉社の名作の“縁”だけをリデザイン。学校や飲食店などあらゆるところで愛され続ける、これぞチープシックなくず入れ。Φ220×H286mm。(ぶんぶく☎︎03・5819・2221)
4. 〈オルスコフ〉社のスチールペーパーバスケット
スチールとラタンの組み合わせが目を引く、女性建築家グレーテ・コーネロップ・バングが1955年に手掛けた〈オルスコフ〉社の逸品。マガジンラックとしても優秀なデンマーク製。W320×D180×H330mm。(メトロクス☎︎03・5777・5866)
5. セネガル生まれのモダンなバスケット
セネガルの職人が地元の植物と再利用されたプラスチックの紐で手織りしたバスケットは、手仕事の温かみがありながらもモダン。ひとつあれば部屋が一気に華やぐこと間違いなし。Φ260×H280mm。(ザ・コンランショップ 新宿店☎︎03・5322・6600)
6. COLOR and EMPTINESS
天板や棚板などで主に使われるメラミン化粧板をボルト留めした、底がないタイプのくず入れ。しなやかな薄い素材ゆえ軽量なのも特筆点だが、デザインが異なる2つの面を繋いでいて、気分転換で見せる面を入れ替えられるのも良い。Φ270×H350mm。(ものや)
7. 折畳み式の防災用ボックス
’70〜’80年代に制作されたこちらの紐付き防災用バケツは内側が洗えて嬉しいビニール製だし、ロゴ通りもしもの備えにもぴったり。壁掛けもできるから、レイアウト次第でくず入れの幅がぐっと広がるのだ。Φ220×H260mm。(ディティーツールス)
8. シェーカーダストボックス
19世紀にキリスト教プロテスタント宗派教徒たちが作った「シェーカー家具」の意匠を取り入れたダストボックス。曲げた木材を留めるツバメの尾のような仕立てと、真鍮のリベットがシブい。W315×D230×H305mm。(ランド)
9.〈ヴィトラ〉のハッピー ビン
ミシェル・シャーロットが漫画や彫刻からインスパイアされデザインした、波打つようなフォルムが特徴のこちら。厚みのある丈夫なプラスチック製で計5色がラインナップ。Φ300×H375mm。(ヴィトラ☎︎0120・924・725)
10. インアテッサ
「デザインは思想によって生まれる」という理論を追求したイタリアの巨匠エンツォ・マーリが1971年に生み出されたものなんてどうだろう。紙くずを投げた時の放物線を受け止めてくれる傾いたフォルムは唯一無二。Φ265×H410mm。(イデーショップ)
11. 〈スロア〉社の‘50sコンテナ
1902年にフランスで設立した〈スロア〉社のアンティークコンテナは、日本でも牛乳の配達などで使われていたヴァルカンファイバーという紙製。レザーっぽいけど実はレザーよりも頑丈なんだそう。W290×D570×H415mm。(フェール トラヴァイユ)
12. 〈REEL〉のトラッシュボックス
デザイナーの宗片晴果さんが2018年に旗揚げしたレザーブランド〈REEL〉のトラッシュボックス。クタっとした柔らかい革質ゆえに完全な円柱にならない自由なフォルムにグッときた。Φ200×H270mm。(ブルペン☎︎03・6407・0526)
13. 中国・山西省の民具
背の高いどっしりしたコレなんか特に主役級! 中国・山西省で農産物の収穫などで使われていた1980年代の民具で、葦、竹、革など自然の素材のみで形作られている。W400×D400×H600mm。(オン ザ ショア☎︎03・6228・0657)
14. 〈デュラブル〉社の消化蓋付きスモールビン
愛煙家でめんどくさがり屋なあなたへ。ドイツで約100年の歴史を持つ〈デュラブル〉社製のスモールビンは、火が点火したものを入れても燃え広がらない優秀すぎる構造だから他よりちょっぴり安全かも。Φ320×H480mm。 (トラス☎︎078・978・0525)
15. ネームホルダー付きのベルギー製の古いコンテナ
筒型がくず入れの基本だけど、A4用紙をそのまま放り込めるような平らなのモノもチョイスしたい。’70〜’80年代にベルギーで製作されたコンテナをシュレッダー専用で使っていたらお洒落だなぁ。W290×D570×H415mm。(フェール トラヴァイユ)
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