世界中の家具メーカーに生地を提供する〈クヴァドラ〉で働くヤニックは、トーンを揃えたファブリック使いの名手だ。「仕事柄、毎日色を見ていることもあって、部屋はモノトーン中心で気分をリラックスモードに切り替えているんだ。でもそれだけじゃ単調だから、わずかに色を変えたり、差し色を使ったり」。例えば「ディッツェル ラウンジチェア」の張り地は〈Sahco〉の華やかなサファイア色をチョイス。〈ラフ・シモンズ〉と自社でコラボしたクッションは、よく見ると色が異なるといった具合。トーンを揃えてグラデーション、勉強になります!

-Bed Linen-


-Lounge Chair-

-Rug-

-Couch and Cushion-

プロフィール

Jannick Pihl Rasmussen
ヤニック・ピール・ラスムセン︱〈Kvadrat〉マーケティング。1996年、オーフス生まれ。〈HAY〉〈Acne Studios〉でスタッフとして働く。Joana Vasconcelosの〈クヴァドラ〉の生地を使ったアートに感銘を受け現職につく。