カルチャー
☑️今週末のTO DO LIST
面白いことはすぐチェック。予定を埋めてエンジョイ!
2022年11月19日
text: Ryoma Uchida, Keisuke Kagiwada(movie&book)
オンラインストアはチェックしてくれた? 23日(水)までオープンしているのでまだ見ていない人は訪れてみてね! 他にもこの週末にはぜひチェックしてほしいことがたくさん。ネトフリ独占配信の映画からテレビ&ラジオ、おすすめの展示などご紹介。
『ブラック・イナフ?!? -アメリカ黒人映画史-』
エルヴィス・ミッチェル(監)を観る。

1970年代のアメリカ映画において、アフリカ系アメリカ人の果たした役割は計り知れない。本作は、これまであまり顧みられることがなかったその視点に立脚して、映画史をひもといたドキュメンタリー。サミュエル・L・ジャクソン、ウーピー・ゴールドバーグ、ローレンス・フィッシュバーン、ゼンデイヤなどの錚々たる面々がインタビューに答えているのもすごいが、なにより傑作『キラー・オブ・シープ』のチャールズ・バーネット監督が登場している点がファンとしては大変に嬉しい。11月11日よりNetflixにて独占配信。
11月19日(土)20:30〜TBSラジオ『ダイアンのTOKYO STYLE』を聴く。
ユースケ不在のダイアン。回復を祈りながら津田の一人での収録となった今週分を聴く!
11月20日(日)23:55〜テレビ朝日『あざとくて何が悪いの?』を見る。
放送しているとついつい見てしまうこちら。今回のゲストは大泉洋。
週末におすすめ記事3選。
画像をタップで記事へ!
私のBEST3DISHES/カネコアヤノ

The Perfect Egg Breakfast

WORLD SNAP! @Berlin

『ゾンビと資本主義―主体/ネオリベ/人種/ジェンダーを超えて』を読む。

遠藤徹(著)
ホラー映画でお馴染みのゾンビは、黒人の民間信仰を源流とし、19世紀にハイチのヴードゥー教の「生ける屍」となった。その得体の知れなさから、あらゆる社会問題の隠喩として描かれてきたゾンビの表象が担う意味を、現代思想を駆使してあぶり出す知的スリルに溢れた1冊。読後はきっと、これまでただ楽しんでいただけのゾンビ映画を観る目が変わってしまうに違いない。
棚田康司展「はなれていく、ここから」
@ミヅマアートギャラリー

樟の一木造りに彩色、鉛、金箔 164×53.5×51cm
撮影:宮島径 ©︎ TANADA Koji Courtesy of Mizuma Art Gallery
本展のタイトル「はなれていく、ここから」は近年の「分断」のムードを想起させる。これまでの彫刻作品では、時事的なモチーフを直接には避けてきたという棚田だが、この度展示される新作の絵画シリーズでは「今をどう生きていて何を見ているのか」という新たな視座が示されている。そこではさらにジェンダーやセクシュアリティなどの問題に目を向けるだけではなく、人体のヌードをいかに肯定するのかという彫刻家ならではの視点で作品にアプローチされているというから注目だ。
会場:ミヅマアートギャラリー
会期:開催中〜2022年11月26日(土)
時間:12:00〜18:00
休み:日、月、祝日
料金:無料
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