カルチャー

POPEYE Webの記事が授業になります。

POPEYE EDUCATION CLUB発足!

2025年8月22日

エデュケーション・クラブはPOPEYEが作ってきた記事や企画を授業形式でお届けするイベントです。

取材をしていてたまに思うのは、今、この瞬間が一番のハイライトかもしれないということ。
その空気を読者のみなさんに共有するためにエデュケーション・クラブを発足しました。

先生は連載陣や記事に登場してきた方々。

例えば、
料理家の土井光さんに味噌汁の作り方を教えてもらったり、
キノコ採り名人の菅原徹さんと一緒に山に入ったり、
『フェンバーガーハウス』館長のロジャー・マクドナルドさんとアートを観察したり、体験型の授業を計画中です。

勉強も雑誌作りも根底には好奇心という共通点があります。だから、学問もカルチャーもごちゃ混ぜにして、みんなで学んでいこうという活動がエデュケーション・クラブです。

みんなで、というのもちょっとしたポイント。
1人で勉強を続けていると知識がどんどん溜まる一方、思考が凝り固まっていくような不安を感じることがあります。そんな状況を変えるには、人と会って話すのが一つの良い手段。
考え方やムードの違う人と話すと、自分の価値観が適度に壊されて「また勉強しよう」とやる気がでます。

POPEYEを創刊した木滑良久さんはこう言っていました。
「別に相手の資質を選んで人と会うってことじゃなくて、目の前に現れたやつの面白いところを見つけて、そこを大事にして吸収しちゃえばいい」

吸収するための反射神経を磨くには日々の努力も大切、というのもエデュケーション・クラブのモットー。
今後は、イベントを楽しむために読むべき本やリサーチ中の事柄を学ぶための本やニュースなども記事にして共有できたらと考えています。勉強をすればするほど当日のイベントを楽しめることは間違いありません。

POPEYE EDUCATION CLUBは雑誌作りと同じように、「好奇心」を軸ににいろいろな年代、性格、暮らし方の人が集まる出入り自由の学びの空間を目指しています。

POPEYE Webの記事が授業になります。

エデュケーション・クラブのワッペンについて

「フェンバーガーハウス」館長のロジャー・マクドナルドさんによるデザイン。多様な人が考えを寄せ合い、連動してお互いに影響し合っている様子を表している。
受講の証として配布される。