ヴィンテージサーフボードの修復家として、本誌(856号、サーフボーイ特集)やウェブでたまに動向を追わせてもらっている松尾英範さんが、豊田の「BESS」で個展を開催中。「リペアをアートに戻す。」というテーマのもと、手を施した’60~’70年代のサーフボード、シェルチェア、バブルランプなどが展示されている。
会場となっているBESSドームは、数学者で建築家のバックミンスター・フラー氏が提唱したジオデシック・ドームの理論に基づいたユニークな空間(三角形105枚を組み合わせた半球体の住宅)。そこに松尾さんがリペアしたサーフボードが刀剣のように飾られ、和座椅子として生まれ変わったシェルチェアや、和紙照明のように修復されたバブルランプがクロスオーバーしているのだという。
モノも演出も、他ではお目にかかれないだろうから、どうしてもこの目で見ておきたい……。と思っていたのに、気付けば展示終了期間が近づいてしまっている(!)松尾さんいわく、近くでは豊田市美術館に豊田市民芸館、一福のちゃんこ鍋もおすすめスポットらしいから、休みが取れ次第、思い切って豊田に向かうしかない。
インフォメーション
松尾英範氏個展「connecting the dots」
会期:2026年3月20日(金)〜6月28日(日) ※延長予定
休み:水木金
開館時間:10:00-18:00
会場:LOGWAY BESS東愛知 BESSDOME
愛知県豊田市大池町汐取64-3
入場料:無料(展示場営業時間に準ずる)
Official Instagram
https://www.instagram.com/hidenorimatsuoart/
「柳宗悦が出会った沖縄の美 琉球の民藝」が気になる。
鮮やかな紅型の衣裳、南国の光を映したような織物、大胆で力強い壺屋焼、暮らしと芸能が自然につながる独特の文化。そんな伝統が色濃く残る沖縄を「宝の山」と評した柳宗悦。1938年に初めて訪れて以来、生涯に...
「1978」展に行く。
写真をアートとして初めて日本に体系的に紹介した草分け的なギャラリー『ツァイト・フォト・サロン』(1978年、日本橋に開廊)。創設した故石原悦郎さんは、アンリ・カルティエ=ブレッソン、ブラッサイなど欧...
佐内正史展「佐内さん」が気になる。
雑誌『写真』Sha Shin Magazine vol.9刊行記念による、写真家・佐内正史さんの展示「佐内さん」が開催中! 佐内氏は1997年に写真集『生きている』で鮮烈なデビューを果たし、2003...
『撮影』を読む。
1995年生まれの写真家、竹久直樹による本作は、彼がライフワークとして撮り溜めてきた「展覧会の記録」を編纂した一冊。その撮影舞台は、一般的な美術館やギャラリーにとどまらず、野外や廃墟といった非日常的...
「へそ」が気になる。
人も物も情報もひしめく都会だからこそ、自分だけの“スポット”を見つけると、実家の部屋の角にあった子供のころの秘密基地のような特別さと安らぎを感じる。河川敷や橋の下など、そんな使われ方が定まりきらない...