何かと他人にマウントを取りたがるクリスと、友人であり陽気なボンクラだが妻に捨てられ息子ともうまく行ってないらしいマットが、3日がかりのキャンプに出かける。うだつのあがらない中年男たちのキャンプ話と聞けば、誰もがケリー・ライカートの傑作『オールド・ジョイ』を想起するに違いない。しかし、本作では2人の間に、クリスの娘、17歳のサムを据えている点が大きく異なる。生理中にもかかわらず、それを隠してオヤジたちの空気を読み続けるサムは、タイトルの通り”グッドワン(いい子)”。彼女がいい子であればあるほど、オヤジたちの愚かさが浮き彫りになり、それが物語を動かしていく。そんなサムを演じたリリー・コリアスの、常に憂いを帯びたビー玉のような瞳が忘れがたい。1月16日より公開。
20:30〜NHK Eテレ『どえらい大学。』を見る。
メモ:意外と知らない大学の中身。最先端の学びやユニークなサークル活動が次々と生まれている「どえらい大学」を徹底調査。今週の放送は「大阪大学」。マスコットキャラクターのワニ博士、学園祭人気No.1のお化...
「千変万化する恋 日本のロマンチック・コメディ映画の輝き」に行く。
香水の匂いや音楽から記憶がふと蘇ることがあるけど、初夏の空気もまた、かつて有ったか無かったかわからない恋の記憶を呼び起こしてくるような気がする。蒸し暑さが気になってきたら、素敵なラブ・ロマンス映画に...
レターブックス「最も難しい文字」に行く。
「今年の冬は暖かかったね」なんて何気ない会話をしようとしても、「暖かかった」でうっかり噛んでしまい何度も言い直す、みたいな経験ってあるある。恥ずかしさと同時に、大の大人の口をハムハムさせてしまう愛おし...
「ジェフリー・バワ展 – トロピカル・モダニズムの家具 -」に行く。
POPEYE Webのミニコラム連載「TOWN TALK」で、以前「ブラジリアン・モダニズム」を紹介してくれたGallery CASA DE。今回紹介するのは、同じ熱帯でもアジアに位置するスリランカ...
「スケブル・甲府」に行く。
上のチラシ画像にある『死刑台のエレベーター』はヌーヴェルヴァーグの名作。劇中ではマイルス・デイヴィスが映像を見て即興で演奏したモダンジャズが挿入歌として流れるから”観る”ジャズ作品だと思っていたとこ...