写真家の三部正博氏が近年撮り溜めているパーソナルプロジェクト「ランドスケープ」。人為的なものと自然のコンポジット(組み合わせ)を超えて働きかける風景を収めてきた。今回は、その延長として「遺影」をフィーチャーするという。きっかけは、2年前に写真家の父が急逝し、慌てて遺影用の写真を探したときのこと。時間が経つにつれ生まれる写真の父と彼が持つ記憶の中の父に差異が生まれていったという。本展では、「遺影」のあり方をより深い観点から考察することを目的とし、写真家を含めた4組の遺影が飾られる。一見するとただのなんてことない風景写真から、忘れられない記憶や思い出を思い出すことがある。そんな写真への潜在意識を刺激して、無意識下に埋もれていた自分の大切なものに気づくことができる場だ。
インフォメーション
PORTRAIT IN LANDSCAPE
会場:SAN ROOM KYOTO(京都府京都市上京区室町頭町293-5)
会期:2025年9月12日(金)〜9月23日(日) ※9月18日(木)休廊
時間:13:00〜19:00
Official Website
https://sanroom.stores.jp/news/68a7eff2e6a77c158685ceb7
Instagram
https://www.instagram.com/sanroom.kyoto/
https://www.instagram.com/masahiro_sambe/
「わたしのまなざし、あなたのまなざし SHIBUYA ART WEEKEND」に行く。
今年の7月4日からヒカリエホールで行われている大規模写真展「まなざしの奇跡 日本女性写真家の冒険」。石内都さんをはじめとする30名の女性写真家が一挙に展示するこの大規模展の連動イベントとして、「わた...
「あんた最悪、俺も最悪、我々みんな最悪」に行く。
POPEYE Webにて毎日更新中の写真連載「未来のほうからやってくる。」でお馴染み、フォトグラファーの中村寛史さんによる企画グループ展が開催される。タイトルにも掲げられる「あんた最悪、俺も最悪、我...
Yuri Iwamoto 個展「Living Tree」が気になる。
POPEYE Webのミニコラム「タウントーク」にも執筆いただいたガラスアーティストのYuri Iwamotoさん。植物、果実、身体などをモチーフとした作品は工芸の枠を飛び出し、伸びやかで生き生きと...
「マリメッコ展 模様のちから Marimekko: Art of Printmaking -Beauty, Dream, Love」が気になる。
「責任はただ一つ――美である。現実はただ一つ――夢である。 ただ一つの力――愛。」 1926年、わずか14歳の少女だったアルミ・ラティアが日記に綴ったこの言葉は、のちに世界中で愛される〈マリメッコ〉...
『ブック・アクティビスト』Irma Boom: Book Activist 展に行く。
読む人、売る人、作る人。本に関わるすべての人を讃える言葉「ブック・アクティビスト」を掲げた展覧会が、『ATELIER MUJI GINZA』で開催されている。世界的なオランダ人デザイナー、イルマ・ボ...