オランダに暮らす少女アルマは、離れて暮らす病床の父を見舞うため、故郷ボスニアを訪れる。パステルカラーを基調とし、デザインされ尽くされた構図の寄りと引きのショットをリズミカルに組み合わせながら描かれる本作は、ファッション雑誌のようで楽しい。しかし、単なるおしゃれ映画かといえば、そうではない。ずっと憂鬱そうな表情なアルマと、結果的に祖国を捨てた彼女に冷たい従兄弟エミル、彼の親友でむしろボスニアから脱出したいらしいお調子者のデニスの珍道中を通して炙り出されるのは、ヨーロッパにおける東西の対立なのだから。そのバランス感覚が新鮮だ。9月13日よりシアター・イメージフォーラム他にて全国順次公開。
Moonstruck Cultivation vol.1「想像力を取り戻す:『ディープ・ルッキング』アートクラブ」をチェック。
なんだか忙しなくすぎる日々に加え、スマホを開けば数多の情報のアテンションに囲まれてしまう、色んなことが“過多”な現代。ひとつのことにじっと集中して、心身を解きほぐして感覚を研ぎ澄ませることが何より必...
「民具これなーんだ?——民俗学者・宮本常一が美術大学に遺した民具コレクション」に行く。
お菓子のパッケージだったり、映画の半券だったり、日常の中で気になった何気ないものをついコレクションしてしまうことがある。ひとつひとつがありふれたものだったとしても、数が集まれば貴重なアーカイブ資料に...
「ochayoi popup tea space」に行く。
「茶酔(ochayoi)」は、何煎も熱茶を飲み続けることで、カフェインやミネラル、温熱効果によって、リラックスしながらも覚醒していく現象「お茶酔い」を軸に活動する茶文化コミュニティ。はじめて会う人と、...
ジャン・ジュリアン「The Guests」に行く。
フランス人アーティスト、ジャン・ジュリアンのアイコニックな作品シリーズ「PAPER PEOPLE」が、2024年3月に開業したホテル「ジャヌ東京」に登場。ホテルを訪れるゲストに扮した10体の「PAP...
POiSON GiRL FRiEND「i’m here and here i’ll stay…」に行く。
夏に聴くエレクトロニカほど心地いいものはないけど、最近海外のユースたちにも人気だというPOiSON GiRL FRiENDは中でも別格。甘く気だるいウィスパーボイスやフレンチポップやアンビエント・テ...