僕らの古着ワンダーランド。

NO.896

2021年11月9日

古着が好きなんですよね。
アメリカの手頃なレギュラー古着がいいとか、ひと癖あるヨーロッパものに興味があるとか、その時のフィーリングでガンガン掘れるところが、楽しいわけです。

古着は驚きと発見に満ちあふれていて、時代の流れとか、世の中に対するものの見方なんかも教えてくれる。古着屋の方との会話にもいろいろな学びがある。

個性的でフリーダム。つまりは僕たちが好きなものばかりが揃っているわけだ。

豪徳寺にオープンした『Astrology Store』のある日の夕方の風景、いい感じだよね。
タイラー・ザ・クリエイターがやってたカラフルなカーディガンとポロシャツの着こなしを参考に、とかね。

この特集を読んだら、下北沢にお店がオープンラッシュしてるとか、世田谷線沿いにいい店が増えてるぞとか、いまどこで何を買えばいいかということが、もう大体わかっちゃう。
面白い古着屋があると聞けば、そりゃ行きたくなるよね。

そんなとっておきの古着屋を集めた企画「古着屋はめくるめくワンダーランド」では、
全部で14エリア、古着屋さんとその街のおすすめの飲食店を加えて74店舗を紹介します。
古着屋巡りってお腹が減るよね。

下北沢

高円寺

豪徳寺〜桜新町

いま欲しい物のテーマを数えたら47あった。
そんな古着を集めたページが「こんな古着が、今は欲しい!」。
その中のひとつ、<チャンピオン>のリバースウィーブだけでもこのカラバリよ。
さーて。週末、何色買いに行く?

ニューヨークから古着事情を現場中継してくれたのは、
ファッションコンサルタントのモデカイ・ルビンスタインと、スタイリストのミヤコ・ベリッツィ。

みんな元気だったか?俺のこと、忘れてないか?俺は大のヴィンテージ好きだ。

ヴィンテージといえど、レアな年代物ではなく、
家族から譲り受けたものやeBayでディグった5ドルのシャツみたいな、
ごくパーソナルに気に入ったものが好きだというモデカイ。

ハロー、日本のみんな。私はミヤコ。大好きな古着屋を紹介するね。

一方のミヤコとは、彼女のお気に入りのNYの古着屋でショッピング。
最近のお気に入りの古着コレクションも見せてもらった!

着る人が変われば、古着の見方ももちろん変わる。だから好きな古着の話って面白い。
企画「こんな古着が好きだ。」では、古着好きの20人による偏愛トークに耳を傾けてみよう。

タグにデッドストックと書いてあるだけで、ワクワクしちゃう僕がいる。
古くて珍しいものを新品のように着られるなんて、すごく贅沢なことだよね。
「愛しのデッドストック図鑑」では、全52アイテムを発掘。
デッドストック、ああなんて愛しい響きだ。

古着のワンダーランドが、僕らを待っている。
さて、出掛けようじゃないか。

発売中!

僕らの古着ワンダーランド。

今欲しい古着も、気分なスタイリングも、
それらを買いに行くべきお店も、
この1冊を読めばオーケー。

CONTENTS

こんな古着が、今は欲しい!
いま欲しい物のテーマを数えたら47あった。まずはOLD&NEWなスタイルが気分だ。

古着屋はめくるめくワンダーランド。
面白い古着屋があるならば、全部に行きたいよね。今行くべき東京のお店をエリアごとに紹介します。

俺ならこう掘るね!
BEAMS中田慎介さんと行く、ディテール・パトロール。

なんだ、このお店は!
行きたくなる古着屋の条件とは「なんでこんなところに?」とツッコミたくなるお店である。

こんな古着が好きだ。
4人の古着好きのスタイルと、さらにディープな16人の偏愛トーク。

New York古着通信
モデカイ・ルビンスタイン/ミヤコ・ベリッツィ

REPAIR MY FURUGI.
古着は直してからが、ぼくのもの。

愛しのデッドストック図鑑。
タグにデッドストックと書いてあるだけで、ドキドキしちゃう僕たちがいる。

古着トークで学ぶ、
古着屋さんの仕事術。

東京を代表するお店の方々に集まっていただいて、特別座談会を開催。トークは止まらない。

僕の買い付け物語。
4つのお店のバイヤーに聞いた、それぞれの真剣勝負の物語。

NEW&OLD
そしてやがて古着になる。