ライフスタイル
【解答編】銀座の新しいパブリック・プレイスで、自由気ままに過ごす人たちをウォッチング。
Ginza Sony Park
illustration: Léonie Després
text: Miu Nakamura
2026年2月14日
銀座の中心部に建つ、街の中の公園『Ginza Sony Park』(略称・GSP)。ナイスな過ごし方をしていた8人をピックアップしたけど、全員見つかったかな? 今回は、その答え合わせ。ということで、ファイナル・アンサーが出揃ったら、下の解答をチェックしてみて。
正解はこちら!
約束の時間よりも早く着いた彼は、建物の隅に落ち着くスポットを見つけて、友人が着くのを待っているみたい。GSPは日比谷線や銀座線、丸の内線など、各線が通る銀座駅直結なので、アクセス抜群。しかも建物の各所にある、黒いキューブ型のベンチは、モダンなルックスからは想像できない抜群の座り心地で、待ち合わせにはぴったり。
ちょっぴり休憩したいときに丁度いいのが1階のベンチ。屋上までぐるりと繋がる階段やスロープ、エレベーター裏の踊り場、1階の広々としたスペースまで建物内にほぼ同じ構造がなく、いろんなパーツが重なり合っているが故に、自分だけの隠れ家みたいな休憩スポットを見つけることができる。地下1階にはテーブルが設置されている場所もあるから、友達とおしゃべりや作業にもいいね。
解体途中の実験的な公園の状態を経て現在の姿になったGSP。様々な人が自由に行き交う場所だから、扉や壁をなるべく使わない構造になっていて、建築好きもつい見入ってしまう。地下1〜2階には壁の一部がブルーのタイルになっている部分があるんだけど、実はこれ、以前建っていたビルの一部が建設中に出てきたものだそう。なんでもタイルのお仕事に関わっている人も驚いたほど精巧な作りでレアなタイルらしい。
本の虫である彼は、お気に入りのリーディングスポットとして、よくGSPのルーフトップを訪れる。大都会の中心にありながらも、地上5階という高さは街の喧騒から程よく離れており、読書はもちろん、音楽やラジオを聴いたり、風に当たって季節の変わり目を感じてみるのもいい。自分なりのリフレッシュ方を試すことができる。こういう都会のポケットのような場所を見つけるのって、シティで過ごす醍醐味かもね。
数奇屋橋交差点あたりを歩いていると、気がついたらGSPの中に入っていた、ということもしばしば。驚くほど街との境目がなく溶け込んでいると思ったら、建設時に1階のフロアに合わせて周りの歩道を高くして、文字通りシームレスな造りにしたんだとか。建物には、エレベーターも3箇所設置されているから、全フロアどこにでも、どんな人でも気軽にアクセスできる。
働く人も多く集まる銀座。会社のデスクではなく、この女性も座っているルーフトップでランチ、というのもぜひ選択肢に。というのも、ユニークなデザインのビル群の中にひょっこりと佇むここは、周囲の建物よりも少し低い位置にあるからか、空の抜けが独特で気持ちいい。繁華街とは思えぬリラックスできる空気が漂っているから、いつものお弁当が数段美味しく感じられる。
GSPには公園らしい「余白」がある空間がいくつもあり、様々なイベント開催と合わせてトークイベントの会場になったり、Podcastを収録したりと、とにかくパブリック・スペースとしての懐が深い。昨年10月に行われた「マガジンハウス博」でも、POPEYEの「シティボーイ寄席」や、伝説の広報誌「洋酒天国」を巡る鼎談などが行われた。使い方は自由自在だから、想像力が無限に広がる。
建物内を歩いているとよく見かける、オールブラックの服を身につけた人たち。彼らはGSPのスタッフさんだ。服装は「黒であればアイテムは自由」らしく、クラシカルな着こなしの人から、都会的な装いの人まで、スタイルはさまざまだから、見ていて楽しい。もし開催中のイベントについて詳しく知りたかったり、道に迷ったりしたら、黒の服に蛍光色のネームプレートを目印に声をかけてみて。
訪れるみんなが自由に過ごすことができるユニークな工夫が詰まったGSP。銀座へ毎日のように訪れる人から、仕事やショッピングでたまに訪れる人まで、それぞれにフィットする使い方があるはず。ぜひ訪れて、自分にぴったりの過ごし方を見つけてみて。
インフォメーション
Ginza Sony Park
◯東京都中央区銀座5-3-1 11:00〜19:00 年末年始ならびに園内メンテナンス日・休
Official Website
https://www.sonypark.com/