TOWN TALK / 1か月限定の週1寄稿コラム
【#4】次は三味線?
執筆:メイ・カーショウ (BC,NR)
2026年1月5日
明けましておめでとうございます!
12月中旬に、アジアでのいくつかの公演をもってバンドのツアーが終わりました。今年は、たくさんの素晴らしい都市で演奏することができ、とても感謝しています。そして、世界の様々な場所で私たちの音楽を聞いてくれる人がいることに、まだ現実感を伴いません。
シンガポールでの最後の公演を終えて日本に戻り、2月に帰英するまで、日本で7週間過ごす予定です。その大半は、四国・愛媛の祖父と過ごします。
家族と一緒に、直島、広島、道後温泉で年末の楽しい時間を過ごし、祖父の家に来ました。
愛媛で何週間か過ごすので、三味線を習ってみたいと思いました。祖母は亡くなるまで趣味で三味線を習っていました。三味線は二棹あり、前回来た時にケースを開けてみたのですが、弾いてみる時間がありませんでした。今回は、このブログを書いている時点で2回レッスンを受け、この和楽器への挑戦を楽しんでいます。実のところ、最初は三味線の音、バチで弦を弾く音が耳障りに感じましたが、私が不必要に力を入れていたことに気づきました。
もちろん、うまく弾くと美しい音色が出る楽器です。色々な楽器を習う中で(ビギナーのレベルですが)基本的なテクニックに共通することがあるように感じました。手首はいつも楽にすること(できるだけ柔軟に、力まず、自分にも楽器にも苦痛や負担をかけない)旋律を奏でる時は、「声」を模して歌うように弾く。(三味線奏者の方々、間違っていたらすみません)
民謡の曲を習っているので、これからの数週間で、少しずつ歌いながら弾けるようになるのが目標です。イギリスでもレッスンを続けられる方法を調べています。
祖父の家にあるピアノは2007年以来調律されていなかったので、自分へのご褒美として、調律する予定です。イギリスから小さな録音用マイク(Tascam)を持ってきたので、滞在中に作曲して録音したいと思います。なだらかな山に囲まれているこの環境で祖父と過ごす時間を楽しみにしていますが、セントラルヒーティングがなく気温が下がってくることを少々心配しています。
もう1つやりたことは、1月1日から毎日一本、日本映画を見ることです。(何かお薦めがあったらぜひ教えてください。以下は友人から薦められた映画のリストです。「国宝」はすでに映画館で見ることができました。)
Millennium Actress 千年女優 Satoshi Kon
Tokyo Story 東京物語 Yasujirō Ozu
Throne of Blood 蜘蛛巣城 Akira Kurosawa
Monster 怪物 Hirokazu Kore-eda
The Last Dance 大病人 Jūzō Itami
Tetsuo: The Iron Man 鉄男 Shinya Tsukamoto
Cure キュア Kiyoshi Kurosawa
Cloud クラウド Kiyoshi Kurosawa
Kamome Diner かもめ食堂 Naoko Ogigami
Pulse 回路 Kiyoshi Kurosawa
Ring リング Hideo Nakata
Dark Water 仄暗い水の底から Hideo Nakata
A Silent Voice: The Movie 映画 聲の形 Naoko Yamada
Audition オーディション Takashi Miike
A Story of Yonosuke 横道世之介 Shuichi Okita
Battles Without Honor and Humanity 仁義なき戦い Kinji Fukasaku
Tokyo Family 東京家族 Yoji Yamada
House ハウス Nobuhiko Obayashi
The Inugami Family 犬神家の一族 Kon Ichikawa
The Eel うなぎ Shōhei Imamura
The Ballad of Narayama 楢山節考 Shōhei Imamura
この連載を読んでくださってありがとうございます。
ポパイさんこの機会を与えてくださって、ありがとうございました。
プロフィール
メイ・カーショウ
英国のケンブリッジを拠点とするミュージシャン。ブラック・カントリー・ニュー・ロードのメンバーで、キーボード、アコーディオン、そしてボーカルも務めている。
Instagram
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Black Country, New Road
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