TOWN TALK / 1か月限定の週1寄稿コラム

【#3】2025年No.1 ブティックホテル ソウルレスケープホテル

執筆:根本宗子

2025年10月30日

初夏、ソウルへ行きました。
旅の目的は今年の1月に日本版演出を担当したミュージカル「ワイルド・グレイ」のソウル公演を観に行くことだったのですが、
実はもう一つかなり楽しみなことがありました。

それが滞在ホテルが『レスケープホテル』だったこと。
わたしはブティックホテルが好きなので、ソウルに近年できた『レスケープホテル』がずっと気になっていました。
フランス・パリをモチーフにしたアーバンフレンチスタイルのブティックホテルで、ソウルにいながらヨーロッパのムードを味わえる、というもの。
個人的にはすごくワクワクしていたポイントです。

到着してまず驚いたのが、ホテル内の香りの素晴らしさ。
どのフロアも本当にいい香り〜〜入るだけで癒されました。
至る所に、かなり大きなお花が飾ってあるのも、ホテル内を歩いているだけで楽しかったです。

コロナ以降大好きなヨーロッパに全く行けていないので、ムードだけでも最高に味わえて幸せ。
チェックインして渡されたルームキーもとっても可愛いです。

部屋に入ると、「え?ここに宿泊するお客さんの第一号ですか?」ってくらい部屋が綺麗で、ソファーやベッドも新品級の美しさなことに驚きました。
もちろん昨日今日できたホテルじゃないので、清掃がとっても丁寧なんだと思います。

お風呂は「滑ったら危ないね!酔っ払っては入れないね!」って感じの作りではあるんですが、このように非日常を味わわせてくれるホテルの内装わたしはとっても好みです。
内装、家具も全てが自分好みで、5年前くらいにパリで泊まった大好きだったブティックホテルに部屋のトーンが似ていて、自分の過去の旅を思い出せるもの良かったです。

旅の工程上、ホテル内のレストランを使うことができなかったのが心残り! あとライブラリーもすごく素敵でした。
動画ばっかり撮っていて写真が部屋しかなくって悔しい・・・。

このような旅のコラムのお話がいただけるなんて思ってなかったから、今後はもっと細かくレポートできるように写真を撮っておこうと思いました。

『レスケープホテル』、ソウル感はあんまりないけど、個人的には近年泊まったブティックホテルの中でもNo.1に好きでした!
ソウル行かれる際は是非、泊まってみてください。

コンビニで買ったキンパだって、この部屋で食べるとひと味違って感じますよ。
人間の脳って不思議ですよね。

プロフィール

根本宗子

ねもと・しゅうこ|1989年、東京都生まれ。19歳で劇団、月刊「根本宗子」を旗揚げ。以降、劇作家、演出家、小説家として活躍。2025年7月24日より世界独占配信スタートのNetflixシリーズ「My Melody & Kuromi」の脚本を担当。10月17日より作・演出を手がける舞台「Marriage Hunting」がスタート。

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