ファッション

お下がりの〈リーバイス〉のデニムジャケット。

僕の好きな古着

2025年12月31日

僕らにちょうどいい古着。


photo: Kai Naito
styling: Yutaka Aoki
grooming: Boyeon Lee
text: Shun Koda
special thanks: OLIVER
2025年7月 939号初出

古着は家族との会話を
つなぐ大切なツール。

 両親はロックと古着が大好きで、買い物といえば、ショッピングモールではなく古着屋さん。朝からパンテラやグリーン・デイが流れているような家庭で育ったので、自然と古着好きになりました。よく両親のクローゼットから服を借りていて、今日羽織っているのも、父からのお下がり。〈リーバイス〉の「70506 0217」で、4thタイプの後継モデルだそうです。まだ完全に私のものではないんですけど(笑)。爽やかな色味と柔らかな生地感が良くて、ガバッと羽織るだけでサマになるところがお気に入り。花柄のワンピースと合わせても可愛いんです。

ユーズドの〈ポロ ラルフ ローレン〉の開襟シャツ¥22,000、ユーズドの〈ランズエンド〉のナイロンショーツ¥11,000(ともにビッグアップルストア @bigapplestore.jp) その他は私物

 ちなみに我が家では古着を買うときのルールがあって、クタクタすぎるのはNG。それに毎回、父へのプレゼンが必須(笑)。でも最近はそのプレゼン能力も上がって、すんなりOKが出るようになってきました。ヴィンテージの蘊蓄はまだこれから。でも、古着は家族との会話をつなぐ、大事なツールになっている気がします。

教えてくれた人

椿

モデル

つばき|2009年生まれ。ポカリスエットや河合塾のCMで注目を集め、現在はさまざまな雑誌でモデルとして活躍。ロックTから花柄のワンピースまで、多彩なジャンルの古着を着こなしている。

Official Website
https://www.dine.co.jp/talent/tsubaki/

Instagram
https://www.instagram.com/tsubaki_424/