From Editors

デート上手になっちゃう一冊ですよ。

NO.933

2024年12月8日

2013年12月発売号からはじまって、今回で12冊目ですって。毎年恒例のデートの特集。

気づけば4年連続でこの特集の担当編集をしています。特集の準備を始めるのは夏休みを取るよりも前の、まだ半袖短パンの8月末。もう冬のデートのこと考え始めていて、その頃から槇原敬之のハーモニカの前奏聞こえてるし(「冬がはじまるよ」ね)、マライア・キャリーの美声聞こえてます(「All I Want For Christmas Is You」ね)。

そんでもって今年の特集はどんな内容かというと、デートが何倍も楽しくなるようなアイデアを考えてみました。
例えば、クリスマスリースは買いに行くんじゃなくて一緒に作ればいいデートになるし、飲みに行った2軒目でマジックが見れたり怪談を聞けたらいつもより刺激的なデートになるし、感じのいい花束のオーダーの仕方を知っていたらちょっとしたプレゼントも思い出に残る素敵なものになると思います。

この一冊を読んだらデート上手になっちゃうかもしれない、ちょっとした工夫をあれこれ詰め込んでみました。
編集会議中に「デートはいいよなぁ」(志村けんの声で)って何度言ったことか。編集に携わったみんな、楽しんで作ってます。

他にもデートで行きたいレストランってどんなところだろうかと料理家の土井光さんと考えてみたり、何気ない日から特別な日までのギフトカタログ、冬に訪れたい小旅行ガイド、個性あふれる4人にプロデュースしてもらうデートコース、50組に聞いたカップルアンケートなど、読み応えのある一冊になってます!

かく言う担当編集の僕がどんなデートしているかというと……と語ってみたいところですが、思い返してみると
この特集を作るために休みなく仕事しかしていなくて、まったくデートもしていなけりゃ、彼女もいねぇと、ふんだりけったりな状態……。

まずはこの特集を読んで、デートの誘い上手を目指すところから始めてみますわ。

(本誌担当編集)福島大慶